ハイカラのデビューシングル「PRIDE」

【HIGH and MIGHTY COLOR/PRIDE】つい聴き入ってしまう歌詞は旅立ちの歌?!の画像

2010年に惜しくも解散してしまったロックバンドHIGH and MIGHTY COLOR

メロディアスなリードボーカルと、デスボイスやシャウトを混ぜたような独特なラップが魅力のバンドでもありました。

今回はそんなHIGH and MIGHTY COLORのデビュー曲「PRIDE」について詳しく解説します。

「PRIDE」がリリースされたのは2005年1月26日

当時、期待の新人バンドとしてミュージックステーションにこの曲で出演しました。

ボーカル・マーキーの力強い歌声。

激しいけれどポジティブな内容を歌い上げるユウスケのラップ。

そして、疾走感溢れるカッコイイロックサウンド。

そのカッコよすぎる音楽はたちまち多くの人の心をつかみ、デビュー当時から話題となりました。

レコード大賞でもこの曲を披露!

【HIGH and MIGHTY COLOR/PRIDE】つい聴き入ってしまう歌詞は旅立ちの歌?!の画像

多くの注目を集めたHIGH and MIGHTY COLORは、その後日本レコード大賞にも出演します。

その時に披露した楽曲も、もちろんデビュー曲であるこの「PRIDE」。

栄えある新人賞にノミネートされたのでした。

その後も勢いを増してどんどん人気を高めていったHIGH and MIGHTY COLOR。

デビュー曲「PRIDE」が世間に与えたインパクトは大きいものだったといえるでしょう。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のオープニング曲

【HIGH and MIGHTY COLOR/PRIDE】つい聴き入ってしまう歌詞は旅立ちの歌?!の画像

この楽曲アニメ機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のオープニング曲としても起用されました。

アクションの多いこのアニメと、激しさを感じられるこの楽曲の相性はもちろんバッチリ!

アニメのオープニングを華やかに盛り上げてくれています。

アニメファンの中にはきっと「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を通してこの曲を知ったという方も多いでしょう。

音楽好きだけでなくアニメ好きも巻き込んだことが、大きな注目を集めた理由のひとつかもしれませんね!

卒業シーズンにも聴きたい!素敵な歌詞の意味を徹底解説!

【HIGH and MIGHTY COLOR/PRIDE】つい聴き入ってしまう歌詞は旅立ちの歌?!の画像

ということで、ここからは本題である歌詞の解説をしていきますね!

この曲は「旅立ち」をテーマにしているのではないかと筆者は思っています。

まだ見ぬ未来に向かって旅立つ時の心境を描いているため、卒業シーズンなどにもおすすめの曲ですね!

なにか新しいことを始めようとする時。

これから来る未来に不安を覚える時。

そんな時はぜひこの曲の歌詞に目を止めてみると、勇気が湧いてくるかもしれません。

それでは、歌詞の意味について順番に見ていきましょう!

もう一度夢や目標に向かって頑張ってみよう

儚く散った光が 僕らを今呼び覚ます
悲しみは音を立て 消えるあの場所から

出典: PRIDE/作詞:HIGH and MIGHTY COLOR 作曲:HIGH and MIGHTY COLOR

歌の冒頭はサビメロから入ります。

抽象的な表現がたくさん並んでいますが、要は「もう一度頑張ってみよう」といった意味でしょう。

「光」とは、今まで自分が描いてきた目標のことだと思います。

一度はその夢や目標が儚く散ってしまったこともあった。

でも、それを諦めきれない思いが再び自分を奮い立たせる(=呼び覚ます)。

すると、不思議と悲しい気持ちも消えていった。

そんな感情を表現しているように感じられます。

リスナーを力強く励ます歌詞に注目!

行くぞwake up to go 未知なる未来へ
さぁ 迫る風に羽広げて
It's a 二つと無い力生み出し飛び立つ
不安プラス PRIDE 胸に fly

出典: PRIDE/作詞:HIGH and MIGHTY COLOR 作曲:HIGH and MIGHTY COLOR

ここの部分は、ユウスケのラップパートになります。

ここではとてもポジティブな言葉がたくさん並んでいますね!

未来に向かって羽ばたいていけ!と強く励ます内容が印象的です。

また「不安プラス PRIDE」という言葉も素敵ですね。

行方の分からない未来に足を踏み入れるのは勇気がいることです。

だから不安も抱えてしまうことでしょう。

しかし、そんな時こそ誇り(PRIDE)を持って立ち向かうべきなのです。

今まで自分が積み重ねてきたことを誇りにして、思いっきり飛び込んでいくのが大事なのではないでしょうか。

親しい人と別れなきゃいけない時だってある