歌われるのは激しい恋情、―1番サビ

愛が止められない 止めたくない
どこにも I can't let you go
輝く未来も涙も 全てくれないか
刹那のKissでも Like a 永遠
終わりじゃ消せない情熱
世界中敵になっても 君を守り抜く
君がいないと Only Eternal Darkness

出典: Eternal/作詞:zopp 作曲:STEVEN LEE/Andreas Stone Johansson

続いて歌はサビパートに入ります。

愛に悶える彼。

そして手放してあなたをどこかに行かせることもできないI can’t let you go)。

輝く未来も涙も、あなたのすべてを自分に託してそして永遠にともにいよう。

そんな強い恋情が込められています。

刹那のキスを永遠に感じ、すべてを敵にしたとしても君を守り抜く。

この彼の、彼女にかける思いの強さ、そして心の底から魅せられてしまっている様子が見て取れます。

Only Eternal Darkness”というのは直訳で、―ただの闇があるだけ、と訳されます。

彼女のいないただの生活など無に見えてしまう、と。そんな強い詞です。

Just do it now, I'm ready now、―2番A・Bメロ

戦い、そして夜明け

エンジン音が 近づいてくる
あいつらがやってくる 安息の時は Too short
これが最後の戦いだ Just do it now, I'm ready now

君が隣にいるなら どんな終わりも綺麗だね
後悔なんてない 夜が明けてくよ Gotta go Gotta go my way

出典: Eternal/作詞:zopp 作曲:STEVEN LEE/Andreas Stone Johansson

2番、何者かが近づいてきます。

“あいつら”、あまりいい相手ではなさそうです。

短すぎた(Too short)安息を切り上げ、最後の戦いに向かいます。

Just do it now, I’m ready now.”、―今やれ、俺は準備ができている。

そして同時に彼にとっての終わりも始まろうとしているようです

どんな終わりも”とはハッピーエンドなのか、それとも不幸な結末を予見しているのか。

未練を切り捨て、終わる夜に向かって彼は決意を新たにします。

Gotta go Gotta go my way”、―行かなきゃ、俺は俺の道を。

1番でも同様の歌詞がありました。

単なるリフレインに見えたものが、こうして歌詞をゆっくりと紐解いてみることで、全く違って見えてきますね。

闇夜で輝く愛の形、―2番サビ

終わりの始まり、I never say goodbye…

命が尽きても また逢える
どこでも I'll be there for you
君は優しく微笑んで 静かにうなずいた
刹那の愛でも It's a 永遠
闇夜じゃ消せない輝き
どんな罪も罰も受ける でも邪魔はさせない I never say goodbye

出典: Eternal/作詞:zopp 作曲:STEVEN LEE/Andreas Stone Johansson

そして再びサビが始まります。

どこにいても“I’ll be there for you”、訳すと「どこにいても―俺はそこにいるよ」。

始まった戦いは彼を死へと向かわそうとするのでしょうか。

しかし彼女は微笑み、そして頷きます。

すべては彼も彼女も覚悟の上のことなのでしょうか。

そのうえで無言で彼の言葉を受け止める彼女の姿が痛ましいです。

一瞬の愛だとしてもそれは永遠

1番では”like a 永遠(永遠のようだ)“と語られていました。

しかしここでは”It’s a 永遠“と断言する形で語り直されていますね。

このような細かな違いからも彼/彼女らの心境の機微が感じ取れます。

闇夜じゃ消せない輝きは彼らの愛そのものを示しています。

彼らを別とうとしているのは”死“です。

しかし彼は必ず生きて帰ってくるという思いを胸に。

だから”I never say goodbye“、―さよならは言わない

ラップでは何を言っているのか

英詞のうらに隠されたメッセージ

Live the life you should love
You are my everything
so baby love me so
When the all of the darkness is gone Cause still in the downer light
I will wait for you

出典: Eternal/作詞:zopp 作曲:STEVEN LEE/Andreas Stone Johansson

実際に曲中で歌われているラップ部は以上のとおりです。これを日本語に訳すと、

―お前の愛すべき人生を生きろ

―お前は俺のすべて

―だからベイビー、俺を愛せ

―まだ薄暗い光の中にいるから すべての闇が去ったとき、

―俺は君を待つだろう

以上がラップ部分の訳出です。死を予見させる歌詞のあとに歌われるこの歌詞。

私には今までの悲しい不穏な歌詞から比べて、希望を予感させる歌詞のように見えます。

おそらく俺が俺の道を行くのと同じように。

彼女にもまた彼女の道を行くように示唆しているのではないでしょうか。

戦いの末、迎えた朝日の向こうに果たして彼はいるのでしょうか。

はたして。 これ以上をこの記事で明示することはしません。

しかし歌詞を一つ一つもう一度味わい直すこと。

それでまた新たなストーリーやこれとは違ったものが頭の中で見えてくるかもしれませんね。

ぜひその先は皆さんの想像力で巧みに世界を広げてみてください!!

まとめ