直球で深い想いを歌ったラブソング
Sonar Pocketの楽曲、「ラブレター。~いつだって逢いたくて~」。 タイトルやバラード調の歌声からわかるようにこれは大切な人へと向けたラブソングです。
淀みのない声でまっすぐに愛を歌ったラブソングに感動し、好きになったという方も多いのではないでしょうか。
タイトルと歌詞を追いかけていくことで、歌の中に込められた真っ直ぐだけれど単調じゃない想いが見えてくるんです。
「こんな恋ができたらな」と憧れるような、実感のこもった恋愛の風景が浮かんでくるのがこの曲の一番素敵なところ。
そんな「ラブレター。~いつだって逢いたくて~」の歌詞の魅力についてご紹介していきたいと思います♪
タイトルから見える光景
「ラブレター。~いつだって逢いたくて~」と副題のついたこの曲のタイトル。
ラブレターとは好きな人に向けて想いを伝えるために送るもの。つまりこの曲は誰かに宛てて歌われたものだとわかります。
そして副題を見ると、「いつだって逢いたくて」。そんな言葉は片想いしている相手にはあまり言えませんよね。
ここからタイトルを解釈すると、「両想いの相手へ、想いを伝えるための曲」という意味のようです。
大切に想っている人へ送られる愛の歌。タイトルだけでも温かさが伝わってきそうですね♪
歌詞から見えてくる曲に込められた意味
曲には必ずモチーフがあります。
こういう光景を想像しながら作られたとか、どんな状況に歌う曲であるかとか、誰に贈りたい曲なのかなどなど……。
「ラブレター。~いつだって逢いたくて~」は、両想いの相手に贈られる歌であることがわかりました。
では、どんな状況で相手に贈られる曲なのかを、歌詞を解釈しながら見ていきましょう!
真っ直ぐで共感できる
君に逢いたくて もっと逢いたくて ずっと逢いたくて 想うよ
苦しいほど君のことがホントに好きだよ。
「今君は何してる?」
ふっとした瞬間にいつも気になってメールを打つんだ
でも返事くるのが遅いとなんか不安になんだよ
すぐに嫌われたかもって思ったりして
君の大好きな歌を着信音にしたり
君がくれた何気ないメールを何回も読み返したり
逢えない時間も何処かで 君を探してる
出典: ラブレター。~いつだって逢いたくて~/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・KAY
Aメロは、タイトルの副題でも語られているような、「君に逢いたい」、「好きだ」という言葉が率直に歌われた歌詞になっています。
そして好きな人にメールを打ち、返事が来るまでに不安になる気持ちや、好きな人に少しでも近づけるようにと試行錯誤する行動が描かれています。
まさに好きな人の言葉や行動で一喜一憂する、純粋でどこか若いような恋心を感じますね♪
好きで好きでたまらないという想いと一緒に、相手に嫌われていないかと不安に思うのは恋愛の中でよくあること。
心にぽっかり空いた不安な思いを埋めるために、相手を近くに感じようと「君の大好きな歌を着信音にしたり」、「君がくれた何気ないメールを何回も読み返したり」……。
実際にやってしまいそうな行動に、ぐっと共感する人も多いのではないでしょうか!
伝えきれないほどに溢れた
My baby 逢いたくて もっと逢いたくて ずっと逢いたくて 想うよ
ありきたりな言葉だけど 君に届けたいよ
So Baby 逢いたくて もっと逢いたくて いつだって逢いたくて 想うよ
苦しいほど君のことがホントに好きだよ
出典: ラブレター。~いつだって逢いたくて~/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・KAY
こちらはサビ。
「逢いたい」、「好きだ」、「この想いを君に届けたい」。飾らない言葉で、繰り返すように語られています。
そして最後には「苦しいほど好きだ」……。どうして苦しいのでしょうか?
これは筆者の個人的な解釈ですが、なんども繰り返し想いを伝えようとしている、しかし何度伝えても伝え足りないと感じてしまう。
どれだけ言葉を尽くしても心に溢れ続ける愛情を伝えられているかわからないので、苦しい。という風に歌っているのではないでしょうか。
尽きない愛情を向けられるなんて、愛の形としてはとても深くて女性であれば一度は憧れるのでは!
もし自分の好きな人がこんな風に自分を想って、ずっと自分のことを考えてくれているとしたら、とてもドキドキしちゃいますね♪
女性も男性も思わず共感!
「ラブレター。~いつだって逢いたくて~」で語られる深い愛情は、女性も男性も共感できてしまうような、ある意味ではありふれた日常の中にある、特別な想いのように感じます。
一度目のサビが終わり、二番に入ると、日々を暮らしているなかでふと思いついた考えのような歌詞が綴られていきます。
口調や相手が女性として書かれていることから、これは男性から女性へ向けた歌のようです。
けれど男性が聴いても女性が聴いても心に響くのは、その想いが、恋をする人であれば誰でも抱くことのある感情だからではないでしょうか!
大きくても秘めたままの
とにかく君の声が聴きたくて 意味のない話題繰り返して
自分から元彼の話を振ってヤキモチ妬いて自爆して
だけどそれ以上に君のことがもっと知りたくて長電話をしてしまう俺なんだ
「こんなに長く話すのなら、会った方がよかったね。」
そう言って君は笑っていたけど でもなかなか近づけない距離
こんなにも近くに居るのに 遠くに感じてしまう
出典: ラブレター。~いつだって逢いたくて~/作詞:Soner Pocket 作曲:Sonar Pocket・KAY