DIOR×millennium paradeのコラボ曲!「lost and found」
リリース時の最高傑作
millennium parade(ミレニアムパレード)はKing Gnu(キングヌー)常田大希さんによる別バンド。
通称はミレパです。
この記事をご覧になっている方ならそこまではご存知でしょう。
ただ、その先の情報については個人差があるかもしれません。
■millennium paradeシングル
1st:2019年5月22日発売「Veil」
2nd:2019年6月28日発売「Plankton」
3rd:2019年9月27日発売「Stay!!!」
4th:2019年12月6日発売「lost and found」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/常田大希
今回ご紹介する「lost and found」はCharaさんとのコラボ曲「Stay!!!」に続く4thシングル。
これまで4枚のシングルはすべてデジタル配信のみでした。
とはいえ常田大希さんは2019年12月のリリース時点でこの曲を自身最高傑作と公言されています。
もちろん新曲のたびに最高を更新されることは間違いありませんが。
この曲はまずBlack Boboi(ブラックボボイ)のermhoi(エルムホイ)さんが作詞とボーカルを務めています。
さらにKing Gnuのベース新井和輝さん、ドラム勢喜遊さん、WONKのキーボード江﨑文武さん。
ストリングス(弦楽器、バイオリン)で常田大希さんのお兄様、常田俊太郎さんも参加されています。
流動的な編成のプロジェクトですが、この5人はほぼ固定メンバーに近い状態といえるでしょう。
ただ、millennium paradeは総合アートプロジェクトです。
サウンド面の豪華さに加え、ジャケットなどのデザイン&アートワーク、MVやライブでの映像。
とくに3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)などのVFX(視覚効果)が特徴的です。
音響や照明、ファッション、ヘアメイクなど細部にわたって総合的に演出するというこだわりがあります。
つまりライブを体感することで初めて全貌がわかるプロジェクトなのです。
MVはこちら!
King Gnuと同じく、ライブのチケットが取れにくいmillennium parade。
そんな中でも3D映像を観ることができるのがMVです。
制作したのは、常田大希さん率いるクリエイティブチームPERIMETRON(ぺリメトロン)。
ディレクターはOSRIN(オスリン)さん、クリエイティブディレクターは佐々木集さんです。
MV撮影の直前に急遽オファーを受けたというダンサー菅原小春さんの衝撃的な舞に魂をえぐられます。
酸素マスクをつけ、病室で眠る女性。
心臓の鼓動が高鳴り、発作を起こすようなストーリーは歌詞の世界観を反映しています。
今回はermhoiさんによる歌詞について解説しますので、注目ポイントです。
DIORとのコラボ映像
そもそもこの曲はDIOR(ディオール)の依頼を受けて制作されました。
渋谷パルコのリニューアルオープンから2か月限定で販売されたカプセルコレクション「DIOR and RIMOWA」。
世界的なファッションブランドDIORとドイツのスーツケースブランドRIMOWA(リモア)のコラボです。
millennium paradeとPERIMETRONが力を併せ、コラボ映像も制作。
こちらもPERIMETRONの公式YouTubeチャンネルで公開されています。
立ち並ぶビルの狭間でただ1人さまよう常田大希さん。
ピアノを弾く仕草をすると音の粒子が波と化したようなうねりが現れます。
量子力学が視覚化されたような映像から感じられるのは大都会の孤独、そこに響く音楽です。
この映像も歌詞の意味を紐解くヒントになるでしょう。
お待たせしました。
それでは歌詞の解釈に移ります。
1番の歌詞はこちら!
1番Aメロの英語詞
Baby come closer to me
Lie back rest your head a while
Imagine the beat of your own heart
So you'll feel me one more time
Feel me one more time
Feel me one more time
出典: lost and found/作詞:ermhoi 作曲:Daiki Tsuneta