Cuz it feels so good
こんなに心地いい
And it feels so right
間違いなわけない
胸が苦しいくらいに 君が欲しい
Cuz it feels so good, so good, so good, yeah
出典: So good/作詞:Masaya Wada 作曲:A-Dee・Hakan Mavruk・Beau Cassidy
「Cuz」とは英語のスラングです。
基本的には「~だから」と理由を示す「because」の略でよく使われます。
これを使って簡単に訳すと、「それがとても良いと感じるから」。
次に「それ」という代名詞が何なのかという問題になりますが、これは恋そのものを指しているのでしょう。
つまり、「相手が好きという状態」がとても良いということだと考えられます。
恋愛を楽しんでいるような感じでしょうね。
相手に恋をしているから、主人公は心地良さを感じているのです。
そう言っておきながら、胸が苦しくなるのもまた事実。
幸せと苦しさが同時に起こりながら、相手を求めるのが恋愛なのでしょう。
恋をしているひと時
2番からは相手を想う主人公の恋心が描かれています。
特別な人のちょっとした仕草や行動だけでも、人の心は大きく動くのです。
愛する人を前に、どんな方向に主人公の心は動き出すのでしょうか。
これは初めて感じる心地?
初めてのような 懐かしいような
感じてるもの So good, so good
初めてのような 懐かしいような
感じてるもの So good, so good, yeah
出典: So good/作詞:Masaya Wada 作曲:A-Dee・Hakan Mavruk・Beau Cassidy
恋をすると、様々な気持ちを感じるようになります。
幸福感や喜びもあれば、苦しみや切なさもあるでしょう。
これらの気持ちを感じて、主人公はちょっと混乱している様子。
初めて感じたようにも、むしろ昔どこかで感じたような気もしているのです。
これが初恋ではないのなら、以前似たような気持ちは感じたかもしれません。
初恋なら、昔別の出来事で感じた喜びや苦しさが蘇っているのでしょう。
しかし恋愛の胸の苦しみは、必ずしも悪い心地はしないのではないでしょうか。
たとえ胸が苦しくても、それを感じるのがまた幸せだったりするのです。
歌詞だけでは、明確な答えは出ません。
主人公自身分からないのですから。
ひとまず今主人公は「よく分からないけれど、なんだか良い感覚だな」と思っているのでしょう。
想い人の姿
友達とふざけあって笑ってる
そんな表情も
真剣な眼差しで何かを追いかけてる
そんな姿勢にも
出典: So good/作詞:Masaya Wada 作曲:A-Dee・Hakan Mavruk・Beau Cassidy
特別な感情を抱く人がいると、人は特に意識しなくてもその相手をずっと見てしまいます。
好きな人や気になる人なら、ついつい目が行きがちになってしまいますね。
この部分の歌詞は、主人公が相手の表情や様子をずーっと細かく見ているシーンでしょう。
心情ではなく、今目で見ている景色です。
楽しそうに笑っているのも、真剣な表情をしているのも。
全部好きな人の一面であり、いちいち見てしまっているのです。
何とも思っていなければそこまで見ませんし、かすかな表情の違いに気付くことはないでしょう。
ですが好きな人なら、どんな小さな違いや変化も捉えることができます。
何故なら、ずっとその人を見ているから。
想い人の姿を見て、主人公は何を感じているのでしょうか。
不思議な距離感
どうしようもないほど 引き寄せられる
君を見るたびに Oh my heart starts aching
届いているのに 届かないような
そんな不思議な君と離れたくない
出典: So good/作詞:Masaya Wada 作曲:A-Dee・Hakan Mavruk・Beau Cassidy
思いを寄せる相手の様子を見て、感じるのはやはりときめきではないでしょうか。
見ているだけなのに、胸が高まることもあります。
主人公も似た心地を感じているようです。
相手の全てが愛おしくなるような、抱きしめたくなるような感覚でしょう。
ですが当の相手はすんなり自分のもとには来てくれません。
そばにいる筈なのに、本当はもっと遠い場所にいるかのような不思議な感覚。
ですがきっと、不思議な何かを感じるから余計に惹かれるのかもしれませんね。
相手はちょっとミステリアスなところがあるように思えます。
運命を感じる瞬間
永遠を信じるほど 僕は素直じゃないけれど
目の前の君は 僕らの時間は本物…
運命だと思えるんだ
出典: So good/作詞:Masaya Wada 作曲:A-Dee・Hakan Mavruk・Beau Cassidy