SEKAI NO OWARI【イルミネーション】歌詞の意味を解釈！灰色は汚い…？グレーを贈る理由とは

デビュー当初はどこか危うく青い匂いが残っていた「世界の終わり」は、2011年に「SEKAI NO OWARI」へ。

改名以降、幅広い世代に愛されるメロディーと、優しいながらも現実を見据えた歌詞でリスナーを魅了し続けています。

そんなSEKAI NO OWARIの待望のニューシングルが、2018年10月11日にリリースされました。

ニューシングル「イルミネーション」はデジタル配信限定でのリリースとなりました。

SEKAI NO OWARIの配信シングルとしては2曲目、全シングル曲数としては14曲を数えます。

ダウンロード配信、ストリーミングとも好発進！

詳細はSEKAI NO OWARIオフィシャルサイトから「DISCOGRAPHY」をご覧ください。

「イルミネーション」は、配信開始と同日にテレビ朝日系列でスタートしたドラマ「リーガルV」の主題歌に起用されています。

楽曲視聴当初、元弁護士の女性を主軸としたドラマに対して「イルミネーション」の曲調は少しミスマッチな印象を受けました。

しかし歌詞の意味をじっくり考えてみると、起用されるべくして起用されたのだと納得できるでしょう。

「イルミネーション」の歌詞に広がる数々の色の中で「灰色」が意味するものは？あえて目立たない色を贈る真意は？

「イルミネーション」の歌詞を紐解きます！

ただ生きているだけで幸せばかりが舞い込んでくる、そんな人生はあるのでしょうか？

犠牲を払って苦しんだ向こう側に広がっているのが、本当の幸せなのかもしれません。

自分に似合うのは何色なのかと考えたとき、すぐに答えられる人は少ないかもしれません。

一方、共に過ごす誰かに似合う色は、パッと思い浮かぶのではないでしょうか。

この曲の「僕」は「君」に似合う色を知っています。

「君」は女性だと考えられますから、鮮やかな色や可愛らしい色を指して「似合う」と言われたら嬉しいはずです。

しかし、彼が「似合う」と考えているのは鮮やかな三原色ではありません。

その色は、炎に焼かれても最後まで消えない色だと言います。

何かを燃やしたとき、最後に残るものは「灰」。

このことから、彼女に似合う色として彼が「灰色」を挙げていると考えられます。

炎に焼かれれば熱く、痛く、苦しみに悶えることでしょう。それでも残る灰。

つまり、彼女は辛いことがあっても決して諦めず、例え姿かたちが変わっても耐え抜く強さがあるということです。