MV内での齋藤飛鳥さんは、クラスに馴染むことができない、いわゆる不思議ちゃんです。

堀未央奈さんはクラスに馴染みすぎるごく普通の高校生となっています。

そんな2人を描いたMVですが、始まりは齋藤飛鳥さんが先生に嘘をつくことから始まります。

紙袋を頭からかぶっている齋藤飛鳥さんに、先生はいつものこととあきれながら袋が好きなのか問いかけます。

しかし齋藤飛鳥さんは好きではないと答え、その後の先生の言葉を無視し続けます。

そして突然「島田がタバコを持っている」と告げます。

ただこれは齋藤飛鳥さんの嘘で、齋藤飛鳥さんも意味不明なポーズをして教室を去っていくのです。

堀未央奈さんはその様子を何も言わずに眺めるだけでした。

2人の接点の始まり

そんなある日、廊下で2人は目が合います。

近づこうとする堀未央奈さんに対し、去ってしまう齋藤飛鳥さん。

その後、ただ椅子の上に座るだけの掃除時間中の齋藤飛鳥さん、校庭で寝ている齋藤飛鳥さんを見ながら、堀未央奈さんの気持ちに変化が訪れます。

突然黒板の計算式を消し、自由に歌い、自由に踊る世界へ思いをはせるのです。

ただ堀未央奈さんは思いをはせるだけ。

対して齋藤飛鳥さんは屋上で自由に踊ります。

そしてとうとうその世界に堀未央奈さんは飛び込んでいくのです。

最後に堀未央奈さんは教室で紙袋をかぶっています。

先生に取れと言われても笑うだけの堀未央奈さん、そして屋上でたたずむ齋藤飛鳥さん。

何とも不思議な光景がそこには広がっていたのです。

30種類の靴下の意味

「あの教室」で特に印象的なのが、30種類の靴下です。

黄色い靴下や青い靴下、ロングソックスにローソックス、一般的なホワイトソックスに柄付きのソックスなど様々です。

これはコロコロと変わる女の子の気持ちを表していると言われています。

確かに女の子は浮いたり沈んだり、気持ちの変化は激しいと思われるかもしれません。

しかしそれは青春時代を送る彼女たちだからこそ起こる現象とも言えます。

周りに合わせて先生に怒られないことを良しとする堀未央奈さん。

先生に怒られても自分は自分と、個性を曲げない齋藤飛鳥さん。

この相反する2人の様子をダンスに表しているのではないでしょうか。

ダンスの振り付けを担当したイデビアン・クルーさんは、共通点のない2人の人間を別の動きで表したのではと言われているのです。

まとめ

「あの教室」は齋藤飛鳥さんと堀未央奈さんの2人を、対照的な2人をあこがれと現実の両面から見ることができるでしょう。

コミカルな振り付けとともに、ストーリーを楽しんでみませんか。

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