岡村靖幸さん14thシングル

1990年12月1日リリース

岡村靖幸【カルアミルク】歌詞の意味を徹底解釈!僕らは電話中?いますぐ会いたいという気持ちを読み解くの画像

【カルアミルク】岡村靖幸さんの14thシングル曲です。

1990年12月1日にリリースされています。

そしてこの楽曲は、1990年11月16日リリースのアルバム【家庭教師】に収録されていました。

こちらは岡村靖幸さんの4thアルバムで、全作詞・作曲・アレンジを岡村靖幸さん自身で制作されています。

【カルアミルク】が好き!というアーティストは多く、カバーもいくつか発表されていますね。

カバーでこの曲を知って、好きになったという方も多いかもしれません。

Mr. Children、クラムボン、土岐麻子…様々なアーティストのカバーアレンジを楽しむのもおすすめです!

【カルアミルク】は、主人公が喧嘩した彼女と仲直りをしたい心情を歌っています。

主人公のキャラクターが、岡村靖幸さんの個性と合致してなんともいえない魅力が出ているでしょう。

どうしようもなく憎めない主人公の、愛らしさを感じさせる楽曲なのではないでしょうか。

映画「モテキ」劇中曲に起用!

【カルアミルク】は映画「モテキ」の劇中曲として起用されていました。

映画の内容はこちらをご覧ください!

低恋愛偏差値男に、ある日突然やってきたモテキ…。急接近する関係…モテてモテて仕方がない!!だけど、やることなすこと全て裏目に…。コミック売り上げ148万部を突破した、人気コミック『モテキ』(原作:久保ミツロウ)待望のドラマ化!!

ある日突然、モテモテになったらという奇想天外なコメディ映画

この映画を観て、【カルアミルク】を知った人も多いでしょう。

楽曲の、せつないメロディ可愛らしいフレーズが、ぴったりあっているのではないでしょうか。

さて、主人公は恋人と仲直りできるのでしょうか?

彼のせつない心模様に、歌詞から迫ってみたいと思います!

やり直したい

電話を待つ

あともう一回あなたから
またもう一回の電話で 僕らはでなおせる
でも こういった ことばっかり続けたら
あの思い出が だめになってゆく no oh…

出典: カルアミルク/作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸

歌詞をみていきましょう。

最初から、心を掴まれてしまいますね。

主人公は恋人喧嘩をしているようです。

そして、その喧嘩というのは頻発している様子なのですね。

お互いに消耗してしまって、冷戦状態に突入する寸前というところでしょうか。

でも、昔の楽しかった思い出もたくさんある二人なのです。

なのに、なぜかすれ違ってしまいます。

もうこれ以上、こんな状態が続いたら二人の関係は終わってしまうと主人公は思っているようです。

だったら、自分から電話してさっさと謝ってしまえば良いのにと思ってしまいます。

でも“あなたから”電話があればやり直せる状況なのです。

一体どんな状況なのでしょうか?

情けない気持ち

がんばってみるよ
優勝できなかったスポーツマンみたいに
ちっちゃな根性 身につけたい

出典: カルアミルク/作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸

彼女からの電話をひたすら待つ状況、というのは辛いですね。

耐え難きを耐えて、忍び難きを忍ぶというような気持ちでなのでしょう。

確かに、焦ってこちらから電話するのは気が咎めるかもしれません。

かっこ悪いし、なんで私が電話をしなければならないの、と少し思ってるいるのだと思うのです。

それが、悔しさをバネにするスポーツマンに例えられているのではないでしょうか。

とってもコミカルな一場面だと思います。

根性に小さな、と形容詞をつけているのが面白いですね。

早く彼女から電話がかかってくるといいのですが、連絡はあるのでしょうか?

彼女と別れて

遊んでいるけど