第7位はアルバム『ESCAPARADE』より『115万キロのフィルム』

このアルバムのオープニングソングにもなっている楽曲です。

PVは2018年に開催された彼らのワンマンライブの映像から。

結婚する2人の今までとこれからを映画になぞらえて歌ったこの曲。

幸せに満ちたウェディングソングとしても非常に人気の高い楽曲となっていますね。

ボーカル藤原の伸びやかな声と純粋なピアノサウンドに心が温まります。

友人の結婚式をお祝いする時や、最愛の人に向けて送る歌としてもとても喜ばれることでしょう。

新たなウェディングソングの定番として、これからも人気の続く1曲になりそうです。

もしかしたらこの曲は『ビンテージ』で愛を育んだ2人の未来かもしれませんね。

第6位:遠く離れた2人を繋ぐものは…好きと切ないが溢れるこの曲

『SWEET TWEET』

第6位の楽曲『SWEET TWEET』

彼らの初アルバム『ラブとピースは君の中』のオープニングソングとなっています。

愛する彼女と遠く離れてしまった彼。

2人を繋ぐのは声しか届かない電話です。

声が聴けて嬉しい、それと同時に会いたくなって切ない

そんな2人を描いた等身大の歌詞がとても人気の1曲です。

少し切なさの残る歌詞でも明るいサウンドで聴きやすい曲になっているのがヒゲダンならではですね。

遠距離恋愛中の2人にぴったりの楽曲ではないでしょうか。

『SWEET TWEET』のPVもそうですが、この曲は「恋をしている自分に舞い上がる」初々しい年代をイメージしています。

しかし「そんな頃もあったけど忘れてしまった」という大人世代にも人気が高いのはなぜでしょう。

きっと『SWEET TWEET』を聴くと、微笑んでしまうようなあの甘酸っぱさが鮮やかに蘇るからではないでしょうか。

遠距離恋愛の切なさを歌っているのに、なぜか明日からも頑張ろうという気分になれるパワフルな名作です。

第5位:人気恋愛番組の主題歌に抜擢!自分の思い出を大切にしたくなる1曲

『ビンテージ』

【Official髭男dism】おすすめ人気曲ランキングTOP10!ヒゲダンの魅力が詰まった曲はコレの画像

いよいよランキングも折り返しです!

第5位にランクインしたのは『ビンテージ』

アルバム『Traveler』に収録の楽曲となっています。

人気恋愛バラエティシリーズ『あいのり』のAfrican Journeyシリーズ主題歌に抜擢されたこの曲。

服や楽器、家具など、使い古されて程よく味の出た中古品をビンテージ物と言いますよね。

そんなビンテージ物のように、毎日の沢山の出来事もいつか思い出して嬉しくなれるように

幸せな思い出も辛かった日々も、いつか思い出して愛おしい記憶になる日が来ますように

そんな願いを込めて作られた楽曲なのだそうです。

非日常の中で多くの出会いと別れを経験する恋愛ドキュメンタリー番組にはぴったりの主題歌ですね。

物も洋服もずっと大切にしていれば『ビンテージ』になるわけではありません。

大切にするということは、しまい込んでしまうことではないのです。

心を込めて丁寧に扱い、常にそばに置いて愛情を注ぎ続けられたものだけがビンテージへと昇華します。

その過程でついた小さな傷も、思い出のワンシーンだと笑い合えるなんて素敵ですね。

そのことに気づいた2人の未来はきっと幸せな光で輝いていることでしょう。

第4位:クラップ&コーラスで盛り上がる!リスナーへの感謝を込めたあの曲

『Stand By You』

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第4位は同タイトルのE.P.もリリースされた『Stand By You』

同タイトルのE.P.はMVの製作された人気曲ばかりが収録された1枚です。

また、先述のアルバム『Traveler』にもこの曲は収録されています。

PVには素の表情で和気あいあいと演奏したり、海外の街並みを歩くメンバーの姿が。

この曲を冠したE.P.が発売した頃のインタビューでは、この頃のストレートな思いを曲に込めたと語っています。

メジャーデビューまで支えてくれた周囲のスタッフや家族、友人、ファンへの感謝の想い。

そして、これから出会うリスナーへの『聞いてくれてありがとう、これからもよろしくね』という想い。

そんなヒゲダンの過去と未来を乗せた歌詞を歌った曲となったそう。

サウンドも、これまでのヒゲダンらしいピアノポップに打ち込みのサウンドやコーラス、クラップなど。

今まであまり使わなかった手法も用いながらの楽曲となりました。

まさにこれまでとこれからのヒゲダンというバンドを体現した1曲ではないかと思います。

『Stand By me』という言葉は、ハリウッド映画の題名としても有名ですから耳馴染みがあることでしょう。

Ben E Kingの曲としてもおなじみですが、直訳すると『私の側に居て』ですね。

この楽曲の題名である『Stand By You』は立場が逆になり『一緒にいるよ』と訳せますが、寄り添うという意味でも使います。

優しい声で言われたら泣けてくるようなこの言葉も、明るい声で耳に届くと力強く応援されているような気分になるから不思議です。

第3位:宿命を燃やして走れ!『熱闘甲子園』テーマソングとなったこの曲

『宿命』

さあ、ここからはTOP3の発表です!

第3位にご紹介するのは『宿命』

彼らの3rdシングルであり、アルバム『Traveler』にも収録の楽曲です。

プロデュースに彼らの火付け役となった蔦谷好位置を迎えて製作された曲なんだそう。

2019年夏の甲子園応援ソング、そして野球番組『熱闘甲子園』のテーマソングにも起用されました。

暑い日も寒い日もひたすら白球を追いかけ、勝利を夢見る甲子園球児たち。

楽曲では、彼らへの応援ソングにぴったりの胸が熱くなるような歌詞が歌われています。

サウンドにも高校野球の応援には欠かせないブラスバンドサウンドが盛り込まれたこの曲。

リリースに伴い、人気ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』にて吹奏楽部向けの企画も行われました。

企画サイトにて、なんと吹奏楽向けのバンドスコアも公開されています。

吹奏楽部の皆さんはぜひチェックしてみて下さいね!

ところで、この楽曲の題名は『宿命』です。『運命』でも『使命』でもありません。

宿命とは生まれる前から既に決まっていた道という意味で使われます。

高校球児たちが野球というスポーツを選んだことは『宿命』であり、その結果プロに進むのは『運命』なのです。

そしてプロとして全身全霊のプレイをすることは『使命』となります。

この微妙な違いを理解した上で、彼らに捧げる曲の題名を『宿命』にしたのでしょう。

熱血や根性といったひと昔前の高校球児のイメージを覆し、どこにでもいる普通の高校生が抱える心の機微をテーマにしています。

プレイする側も応援する側も、心の奥底から共感できる素晴らしい1曲ですね。

第2位:ポップな『嘘』に踊らされる!?ゲリラメジャーデビューを飾った1曲

『ノーダウト』