Doughnuts Holeとは?
人気ドラマで描かれた架空の弦楽四重奏グループ!
Doughnuts Hole(ドーナツ・ホール)の「おとなの掟」という名曲をご存知ですか?
美しい歌声の女性二人のリードボーカル。
そこに端正な顔つきの男性二人のコーラスが絡みつく素敵な曲なのです。
しかし写真のメンバー、どこかで見覚えがありますね。
実はドーナツ・ホールとはドラマ「カルテット」から生まれた架空のグループなのです♪
メンバーは松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生の今をときめく名優陣。
「おとなの掟」はデジタル・ダウンロード・シングルというリリース形態を取りました。
メンバーそれぞれに設定が?
アナと雪の女王で聴かせてくれた美声を存分に発揮してくれます。
ドラマの役柄は巻真紀(まき・まき)という役名。
元プロのヴァイオリン奏者で現在は専業主婦。
週末だけ演奏活動を行う優雅な人妻という設定ですが実はある秘密を抱えています。
サブボーカルは演技派女優の満島ひかりさんです。
元々はFolderに属していたので歌唱力にも定評があります。
近年ではMONDO GROSSOや小沢健二さんにゲストボーカルとして招かれていますね。
ドラマでは路上演奏で生計を立てていた謎めいた女性、世吹(せぶき)すずめを演じています。
小柄な体型ですがパワフルにチェロ演奏をこなす、ちょっととぼけた性格です。
口癖は「みぞみぞします」、演奏前にチェロにキスをし裸足になる習慣があります。
実は彼女はある女性に雇われて真紀の動向を密かに監視しています。
そして何やら秘められた過去を持つミステリアスな女性なのです。
男性コーラス一人目は松田龍平さんです。
「まほろ駅前多田便利軒」や「探偵はBARにいる」で見せるアウトローさは今回はなし。
メンバー中唯一真っ当な会社員で音楽家一族の御曹司、別府司(べっぷ・つかさ)を演じます。
グループでは第2ヴァイオリン奏者を務めています。
資産家の家族の保有する軽井沢の別荘をメンバーに合宿所として提供するみんなのまとめ役です。
もう一人の男性コーラスが高橋一生さんです。
今や連ドラで彼を見ないクールはないほどの人気俳優ですね。
ドラマではグループ中一番のダメ男の家森諭高(いえもり・ゆたか)を演じます。
理屈屋で元Vシネ俳優、現在フリーターのヴィオラ奏者。
そんな彼にもある秘密があるのです。
ドラマ『カルテット』の魅力
恋愛・コメディ・ミステリーが詰まった大人のドラマ
「カルテット」はTBS系列で2017年に放送された人気ドラマ。
一見すると恋愛コメディドラマですが実はミステリー要素の強い内容です。
ある日、偶然同じカラオケボックスの隣接した部屋で練習していた4人が鉢合わせます。
意気投合した4人は「カルテット・ドーナツ・ホール」として演奏活動をすることに。
しかし4人にはそれぞれの思惑と秘密があったのでした。
ハッキリ言って2017年のドラマでは断トツに面白いです。
未見の方は今からでもDVDや配信で是非ご覧ください。
グループ名にも意味が♪
「カルテット・ドーナツ・ホール」という名前には意味があります。
松田龍平さんがドーナツ会社に勤務しておりドーナツ販売用のバンを移動用に提供していること。
本当は結成当初「カルテット・ドーナツ」と名称を決めていました。
ある日偶然出会った人物に「音楽はドーナツの穴のようだ」と言われます。
「穴が開いた」=「何かが欠けている」人物が演奏するから音楽になるという意味です。
初のライブ時に松田龍平さん、この言葉に感化され勝手に名称を変更してしまいます。
皆動揺を隠せませんがそれぞれに人間として「何かが欠けている」と感じていました。
最後は全メンバー同意の元「カルテット・ドーナツ・ホール」と名乗ることに決めるのです。
実は深い意味があるのですね。
ちなみにカルテットとは四重奏の意味です。