TEEの「ベイビー・アイラブユー」英語歌詞でカバー
原曲はTEEのベイビー・アイラブユー
「ベイビー・アイラブユー」はTEEがインディーズ時代に発表したミニ・アルバム『Palette』に収録された「Baby I Love U」をリメイクしたもので、実はたくさんの歌手にカバーされている楽曲。
シェネルがカバーした「ベイビー・アイラブユー」は2011年にリリースしたアルバム「ラブソングス」に収録されています。
英語の歌詞でカバーしたこの「ベイビー・アイラブユー」はレコチョクコール2011年6月28日付けで週間総合ランキング1位を獲得。
「レコチョク洋楽・フル」および「レコチョク洋楽・うた」でもランキングにて1位を記録し、累計ダウンロード件数は160万件にも達した大ヒットとなりました。
シェネルBIOGRAPHY
シェネルの紹介
R&Bシンガー
マレーシア生まれのシェネルは、オーストラリアで幼少期を過ごし、現在はアメリカのLAに在住するR&Bシンガーです。2005年MySpaceに公開していたデモがきっかけで音楽業界入りします。
キャピトルレコーズと契約を結んだ後、カニエウェストのオーストラリアツアーの前座が初仕事となりました。
デビューシングルは2007年の「ラブ・ウィズ・DJ」。海外では芳しい反響は得られなかったものの、日本でブレイク。
ファーストアルバム「Things Happen For A Reason」が日本国内でオリコン洋楽チャート1位を獲得し、本格的に日本での活動が軌道に乗り始めます。
シェネルが一般に知られるきっかけとなったのは、2011年に日本国内のみで発売されたアルバム「ラブ・ソングス」。
日米のラブソングばかりを集めた傑作集で、「上を向いて歩こう」以外の日本語の曲はシェネルが英訳して歌っています。
特に、このアルバムに収められた久保田利伸の名曲「Missing」がロングヒットとなり、アルバム自身は35万部以上を売り上げました。
シェネル英訳の歌詞紹介
Baby I love you, I love you, I love you
I have found the only one, only one that is meant for
Me
You're always on my mind, I'll go through whatever
Me and you will ride into eternity
出典: ベイビー・アイラブユー/作詞:TEE 作曲:HIRO,TEE,Ryosuke Imai
"ベイビー アイラブユー、アイラブユー、アイラブユー”
”私だけの一人を見つけた この人だけ私の大事な人”
”あなたはいつも私の気持ちの中にいる”
”あなたと私は永遠に貫くの どんなことに直面しても”
シェネルの英訳は原作のTEEの作詞とは少し異なっています。英詞はTEEの原作をベースにしていますが、シェネルが感じるままの愛を表現したリアリティあふれるタッチで描かれています。
サビから始まるこのくだりも、完全に彼女のオリジナル。TEEの歌詞がアイラブユーの繰り返しの後にオンリーワンと続くところを、あえて私だけの一人を見つけたと表現します。
TEEの「オンリーワン、変わらない」のフレーズを「永遠に貫く どんなことに直面しても」とさらに深く掘り下げた訳詞がつけられて具体化されています。
Baby we can go places
Maybe a trip around the world
As you and I look up into the clouds
I keep tellin' myself I gotta tell him how I feel Inside
出典: ベイビー・アイラブユー/作詞:TEE 作曲:HIRO,TEE,Ryosuke Imai
"ベイビー色んな場所に行けるよね”
”多分 世界旅行だって”
”あなたと私が雲を見上げてるだけで”
”自分に言い聞かせるの、私の気持ち彼に伝えなくっちゃって”
原作の歌詞と比較すると、「なあ旅に出ないか、海を見ないか」がシェネルの訳詞ではいろんな場所にいける、世界旅行だってと変化。
「遠い空見上げて」は伝えたいのに伝えられないもどかしさの末にこの歌詞が来るのですが、シェネルの場合は、空を見てるだけで二人ならどこにでも行けると最初のフレーズにかかっています。
TEEの歌詞「伝えたくて 言えなくて またそれが苦しくて」ここが「わたしの気持ち彼に伝えなくっちゃ」と女心が良く表現されたフレーズに創作されています。
シェネルの情熱的な訳詞
I guess I la-la but I keep holdin' back
Cos I don't wanna scare you away
Yeah, it's just me, so frustrated I wish I'd say it
Naturally
My heart is racing, cos boy I want you constantly
出典: ベイビー・アイラブユー/作詞:TEE 作曲:HIRO,TEE,Ryosuke Imai
”多分 私はラ・ラ(ケセラセラ)でも自分を抑えてる”
”だって あなたを怖がらせたくないんだもん”
”そう 私だけなんだけどね イライラしちゃう簡単に言えたらいいのにって思っちゃう”
”心臓がどきどきしてる だってあなたのこといつだって求めてしまうの”
始めに出てくる私はラ・ラはケセラセラ=なんてことない!というふりをしてるという意味という解釈ができます。
しかし本当は自分を抑えていて、はっきり言えない自分にジレンマを感じているのです。
心臓がどきどきして、「I want you constantly」はかなり激しい表現なんですが、大人の恋ですから当たり前でしょう。
原作のTEEの歌詞ではここは韻をふんだ歌詞があり、全体としては彼女の気持ちに気付いてるけど、そんなそぶりは見せないといった表現でまとめられています。
シェネルのバージョンはとてもストレートで情熱的。彼女にとって彼はもう体の一部。燃え盛る気持ちが抑えられなくてもどかしいのが分かりますね。
Me and you and now chemistry, huh
It's so amazing that I want it more
But I can't help but think that you have someone else
Don't wanna pay my mind attention this way
出典: ベイビー・アイラブユー/作詞:TEE 作曲:HIRO,TEE,Ryosuke Imai