森口博子「星より先に見つけてあげる」の歌詞を解釈！弟子が師匠を想うサビはワンパンマン世界とシンクロ

最初の1行で「恋人の帰りを待つ女性」をイメージしていましたが……。

この歌、「ジェノスがサイタマを想っている曲」とも言われているそうです。

確かに、2行目から読むとそのように見えてきます。

今回は恋愛部分を抜きにしてジェノスの気持ちで歌詞を解釈してみます。

ジェノスはいつもサイタマのことを考えています。

誰よりも頑張っていて強くて、私利私欲に走ったりしない。

(サイタマ自身は欲がありますが、ジェノスには分からないほど矮小なものです……)

周囲から高い能力を分かってもらえなくてもピンチに駆けつけて市民を助ける。

それが最強の師匠・サイタマなのです。

それを一番理解しているのはジェノスで「誰よりも先に気づいたのも自分だ」と自負しています。

辛いときや悩みも共有したいジェノスですが、サイタマは「弟子」にそんな姿は見せてくれません。

何だかもどかしい2人の姿が見えてきます。

離れているときも気持ちはいつも傍にある。

闘っていても「先生(サイタマ)は孤独を感じたりしないのか……」なんてつい考えたりして。

助けが必要なら呼んでほしいと思うけど、きっとそんな弱音を吐く人じゃない。

自分なんか足手まといかもしれない。

でも、一緒に闘いたい。

あなたにその背中を預けてもらえるとしたらどんなに幸せだろう。

俺はもっと強くなる。あなたより何倍も頑張ってみせる。

「んじゃ、そっち頼むわ」

いつかそう言ってもらえるように……。

ジェノス目線からの歌詞解釈はいかがだったでしょうか。

まるで片思いしているようで、いじらしさを応援したくなりませんか？

さて、2019年4月からアニメ「ワンパンマン」の2期の放送が決定しています。

すごくシリアスそうに特報動画が作られていますが、信じすぎてはいけません。

きっと周りは慌てたり、叫んだり、必死になったりします。

でもサイタマは、いつでもニュートラル。

イケメンで評価の高い弟子をこっそり妬みながら、のほほんとワンパンで敵を倒すのでしょう。

主題歌情報はまだ出ていませんが、1期EDのオファーは監督直々でした。

また森口さんに……という可能性ももちろんあります。

続報が待たれます！

2018年に「ガンダムシリーズ」が放送40周年を迎えました。

そのことで作品や楽曲を見直す企画が増え、森口さんの歌に再び注目が集まりました。

これまでのガンダム作品をファン投票で決める「全ガンダム大投票 40th」。

「ガンダムソングス部門」に森口さんが2曲ランキングされました。

1位：水の星へ愛をこめて(機動戦士Zガンダム)

3位：ETERNAL WIND～ほほえみは光る風の中～(機動戦士ガンダムF91)

これこそ、森口さんが「素晴らしい歌い手」と認められた証明です。

一時期「歌手」よりも「バラドル(バラエティアイドル)」と認識されていた森口さん。

そのときもひたむきに「歌うこと」「伝えること」を実践してきた努力の成果が実りました。

今では森口さんを「ガンダムの歌姫」と呼ぶ声もあるそうですよ。

これからも作品を優しく包み、浄化してくれるような歌声を聞かせてほしいです。

この後は、ヒーローものアニメからオススメの2曲の記事です！

あなたはどの歌姫がお好みでしょうか？

ガンダムシリーズ最新作「鉄血のオルフェンズ」EDテーマ。

「全ガンダム大投票」ソングス部門6位を獲得しました。

物語とリンクしていて「涙が止まらない」と高い評価を受けています。

オリジナル映画も作成された人気アニメ「ヒロアカ」EDテーマ。

学校でたくさんの生徒に囲まれて弾ける笑顔のmiwaさんのMVと、アニメEDの両方が楽しめます。