書道もすごい
欅坂46で「書道」というと、特待生の資格を持っている尾関梨香さんが知られています。
実は、佐藤さんもかなりの腕前の持ち主。
稽古を11年続けて、現在8段という資格だそうです。
「欅って、書けない?」の企画で何度か書を披露していますが、勢いのある見事な行書でした。
バレリーナ
メンバーの運動能力をチェックしようという企画がありました。
短距離走やソフトボール投げなどの競技の中、佐藤さんが驚異的な記録を出したのが「ブリッジ」。
「両手両足をどこまで近づけられるか」という計測をしたのですが、佐藤さんの記録はなんと11cm!
ダントツの体の柔らかさなのです。
佐藤さんがこれだけ柔らかい体をしている理由は「クラシックバレエ」の経験があるから。
4歳からバレエを始め、全国大会に出場したこともあるそうです。
しかし、2度の大けがのため、バレリーナになることは断念。
ただ、これがきっかけで美術の世界に入ったというのだから、運命的なものを感じます。
この佐藤さんのバレエは欅坂46のパフォーマンスでも活かされています。
「二人セゾン」
欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」MVの2分22秒からのところ。
ここはバレエのステップが使われているのですが、ひと味違うと感じます。
特に2分28秒の視線の方向というか、首の角度というか、柔らかな美しさがあるのです。
実は、この記事を書くためにMVを見直したのですが「えっ、こんなに短かったっけ?」と思うほど。
10秒足らずのシーンなのですが、本当に印象に残るダンスです。
「アンビバレント」
また、こちらはMVでは見られないのですが7thシングル「アンビバレント」でのこと。
曲の最後にハイキックをしてポーズを決めますが、このハイキックが凄い。
他のメンバーはせいぜい胸の高さなのですが、佐藤さんは頭より高い位置まで足を上げています。
テレビの音楽番組で抜かれると、ファンは「凄い」とちょっとざわつくほど。
そしてこのハイキックの後のポーズも、メンバーの中で一番美しいといっても過言ではありません。
この決めポーズはMVの4分43秒で見られるので、是非チェックしていただきたいです。
創作ダンスにも挑戦
欅坂46の6thシングル「ガラスを割れ!」。
このCDのType-Bに収録されている映像特典で、佐藤さんは創作ダンスにも挑戦しています。
普段、欅坂46の曲の振り付けはダンサーのTAKAHIROさんが担当。
佐藤さんは、すでに振りのついている欅坂46の曲で新しいダンスを考案し自分で踊りました。
完成されたお手本のある状況で、新しい踊りを考えるのは難しいことです。
しかし、ここでは佐藤さんらしい、女性的な感性でダンスを披露。
ちなみに、この「自撮りTV」で佐藤さんはバレエのトゥーシューズを履いているのです。
佐藤さんは本当にバレエが好きだというのが垣間見えます。
あなたも「しーちゃん沼」にハマってみませんか?
最後に、佐藤さんも登場する写真集「21人の未完成」について触れます。
これはそれぞれ別のカメラマンによる欅坂46の1期生メンバーのソロショットを集めた作品。
このソロショットは、メンバーそれぞれでコンセプトが決められています。
佐藤さんのパートにつけられたタイトルは「疑似夫婦」。
アイドルとの「疑似恋愛」を通り越して、いきなり「夫婦」になったというコンセプトのようです。
実際見てみますと、結婚したばかりのカップルが休日を過ごしているような雰囲気が漂っています。
若妻である佐藤さんが語りかけてくるような、そして夫にだけ見せる表情というような…。
そんな、プライベート感のある素敵な写真でした。
欅坂46のなかでは、どちらかというと目立たないポジションのメンバーといえる佐藤さん。
しかし、要所要所での存在感は目を見張るものがあります。
知れば知るほど、魅力が増してくる…そんな佐藤さんを、これからも応援していきたいです。