adieu【よるのあと】歌詞の意味を考察！なぜ日々をフィルムに残せない？さよならを告げる理由を深読み

ついに主人公が告げた別れの4文字。

彼にとってはきっと、意外なものであったでしょう。

それでも、これまで見たことのない強い瞳で告げる主人公に、断ることなどできなかった彼……。

ここにきて初めて、主人公の本当の「想い」に気がつくことができたのです。

お互いを「愛情」という鎖で縛りつけてきた2人。

彼を解き放つとともに、自分自身も「もう恋愛に惑わされない」という決意をあらわにしています。

辛く、切ないはずである別れも、主人公にとっては過ぎ去った話。

驚くくらいにスッキリとした気持ちを抱え、再び前を向いて生きていくのです。

歌手として活動を始めた当初、adieuが上白石萌歌であることを知っている人はごくわずかでした。

しかし、名前を知らなくても歌声に惚れる人が続出！

映画主題歌にも起用され話題を呼んだ「ナラタージュ」も、1つの恋が終わりを迎えた歌。

RADWINPS・野田洋次郎が作詞作曲を行ったことでも有名です。

さまざまな角度からの恋愛ソングが魅力のadieu。

なかなか言えない想いを抱えた主人公に、共感の声も多数寄せられています。

「強がり」はそんな主人公の想いにそっと寄り添いたくなるバラード。

ふと自分の恋愛を思い返したくなる、繊細な歌声と歌詞に注目です。

女優として活動しながらも、その伸びやかな声で唯一無二の楽曲を生み出し続けるadieu。

守ってあげたくなるようなか弱さと、その中に感じる芯の強さが恋愛ソングにピッタリといえます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。