今や青春パンクの第一人者WANIMA!

【終わりのはじまり/WANIMA】意味深なタイトルの激短な曲?!コードをチェックして弾いてみたい♪の画像

今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの青春パンクの第一人者WANIMA、今年(2018年)1月にNEWリリースの「EVERYBODY!!」を引っさげてのLIVE Tourも各地連日大盛況!!という声が聞こえて来ます。

NEWリリースを聴くたびに、そのライブを肌で味わってみたい、共に歌いたい、そして年甲斐もなく、モッシュの中からダイブしてみたい!(おっとっと、これはイケませんね)なんて。

そんな風に思っている僕には、観れた人がうらやましい限りです。

「終わりのはじまり」とは?

1st.maxiシングル「Think That…」のトップ

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さて、この「終わりのはじまり」、2015年8月リリースの彼らの1stMaxiシングル「Think That…」のトップを飾っています。

ちなみに余計なこと言いますと、これが僕のWANIMA初体験。何かと話題に事欠かない彼らですので「あれ?もうずいぶん経ったんだな…」と。

それからずいぶんと彼らのプロダクトをやたらめったら、むさぼっていました。

けれど、今回、記事をお届けするに当たって、改めて調べたら彼らは1stミニアルバム「Can Not Behaved!!」の方が、先にリリースされていたのですね。気が付かなかったです。

まあ、彼らの楽曲と一緒で怒涛のごとく「爆発的青春パンク」を届けてくれるWANIMAですから、それは無理からぬカン違いってことで。

【終わりのはじまり/WANIMA】意味深なタイトルの激短な曲?!コードをチェックして弾いてみたい♪の画像

えぇっ!!こんな短かったっけ!?

そして、タイトルの意味を歌詞から紐解こうと思いまして、歌詞カードを改めて見たら、なんとビックリ!!

誰かもそうやったんだ 君ならどうやったんだ?
呆れるほど疑って 呆れるほど後悔した
誰かを責めた揺らいだ回り道 始まりか終わりか決めるのは君だ

出典: 終わりのはじまり/作詞:KENTA 作曲:KENTA

あれー!たったこれだけ……だっけ!?もっとたくさん、歌ってるかと思いました。二つ目のカン違いです。

「ラララ~♬」イントロの、思わず一緒に歌いたくなるような、そしてライブではシンガロング(大合唱)必至の雄叫びもありますけれど、活字にされている歌詞はたったの66文字です。

「Can Not Behaved!!」収録の「昨日の歌」が彼らの演奏の最短曲なら、こちらは歌詞の最短曲でしょうか?

でも、それまでの彼らの生き様、デビューまでの彼ら特にVo.&B.KENTA君のまわりで起こった出来事、そして彼を育んでくれた故郷と亡くなった母への想い、等々……。

彼らのプロフィールからの色々な要素を考えると、僕の頭の中には2つの解釈がピン!と思い浮かびました。

「終わりのはじまり」その歌詞からタイトルの意味を

【終わりのはじまり/WANIMA】意味深なタイトルの激短な曲?!コードをチェックして弾いてみたい♪の画像

では、その2つの観点から歌詞を語って行きましょう。コードを添付しますので、ギターを弾く人はぜひ弾き語りで。

その1.親しかった者へ送る言葉

G  Asus4     D    Bm
誰かもそうやったんだ 君ならどうやったんだ?

出典: 終わりのはじまり/作詞:KENTA 作曲:KENTA

WANIMAはメジャーデビュー前、一度だけメンバーチェンジを経験しています。

すなわちそれは前任のD.のWAKITA君(ご存知の通り、WANIMAの「WA」ですね)から現メンバーであるFUJIWARA君への交代です。

まだグループを結成した駆け出し当時、オーディエンスが一説によると15人しか居なかったライブハウスでの活動。その頃から苦しみも楽しみを共にしていた仲間。

誰かっていうのはKENTA君がWANIMAの前身バンドとして活動していた「HANIMA」メンバーのことでしょうか?その時のバンド内の人間関係、ひょっとしたらケンカ別れだったのかもしれません。

それを例に上げて、親しくかけがえのない、WNIMAのバンドメンバーであり友である君に、どうなんだ?と問いかけたのではないでしょうか?

G     Asus4  Bm7
呆れるほど疑って 呆れるほど後悔した

出典: 終わりのはじまり/作詞:KENTA 作曲:KENTA

もちろん、そんな大切にしていた仲間と別れる訳ですから、KENTA君の心の葛藤は甚だしいものがあったのでしょう。

グループや音楽に対する想いやスタイル、そして自分が持っている夢と野望への取り組み、果たして志(こころざし)を同じくするメンバーとして、一緒にこれからもやって行けるのだろうか?

そしてそれは、それは仲間に対する疑いに繋がって行き、その結果、自らのエゴのためにメンバーを切らなくてはならない。

呆れるほど疑ってしまえば、呆れるほど後悔しても仕方がないことです。