Aメロ
遠く信じた虚像 分かってたってさ
event 言い訳も 互いの夢も 矛盾に染めた
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
恋愛は、理想形というものはおそらく誰もが心の中に描いているものだと思います。
しかし実際に相手と付き合ってみると、描いていた理想との大きなギャップを感じることになります。
それはどんなに好きな相手であっても、決して相手は自分自身ではないからなのです。
しかしそんな矛盾を感じながらも、人は結局温もりを求めてしまうのです。
Bメロ
交差する表裏の感情 好きと嫌いの境界線
いつの間にか消えてく 何かを追いかけて
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
好きなのに嫌い、そんな不思議な感情は常に自分の中に内在しています。
失くしてしまいそうな理想形、そんなものはなくても良いはずなのに、なぜか人は追い続けてしまいます。
サビ
あぁ どうしようもなく 焦がれる愛を
ぶつかり合う傷も 刻んでいく証に
どうなっても 変わらない想いに
うんざりな明日も
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
どんなに衝突したとしても、それは相手のことをどこかで信頼し続けている証拠という言い方もできます。
喧嘩したこと、ぶつかり合うこと、それによって受ける心の傷も、二人でいるという証拠なのです。
うんざりしてしまう事態が起こると予想はしていても、どうしても離れることができない関係、
そんな恋人との関係は、一緒にいると気づきにくいものの、特別なものです。
2番歌詞
2番Aメロ
急に変わる世界 悲劇のようでさ
もういいって 思考を塗り替えては
またその手伸ばす
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
喧嘩の最中、あまりに沸点に達すると、怒鳴ることもやめてプツリと糸が切れたかのように相手を突き放す事があります。
これは怒りが達したからということもありますが、それよりも自分の中で一度落ち着こうという意識もあります。
一旦見放したように見えても、結局優しく手をのばしてしまう、そんな関係修復の経験があるのではないでしょうか?
2番Bメロ
流れる月日の最果て 決して美しくないもの
儚さ 醜さも 愛でしょ 嫌になっても
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
少女漫画に出てくる恋愛は、常にキラキラした世界観のものが多いです。
しかし実際の恋愛には相手を傷つけてしまう経験や、逆に傷つけられる悲しい思い出もたくさんあります。
相手の嫌な部分、自分の弱い部分、人には必ず弱点や欠点があるものですが、それも含めて好き、
これこそ“愛”ではないでしょうか。
2番サビ
(We will start over fresh)
もうどうしようもなく 焦がれる愛を
ぶつかり合う傷も これからの未来に
どうなっても 変わらない二人で
重なって きしんでいく
出典: start over/作詞:小鳩ミク 作曲:BAND-MAID
喧嘩や言い合いを繰り返し、さまざまな傷を二人で負っていくことでさらにその絆は強固になっていきます。
傷つけ合ってしまっても必ず戻れる、ずっと二人でやっていける、そんな覚悟があれば、どんな事があろうと二人は大丈夫です。