ジェニーハイのミニアルバム収録曲!
メンバーの自己紹介になっている1曲!
2018年10月17日にジェニーハイ待望のミニアルバムが発売されました。
タイトルはバンド名をそのまま取って『ジェニーハイ』。
全6曲収録のミニアルバムになっています。
それらの収録曲の中で異彩を放っているのが「ジェニーハイのテーマ」です。
テーマとあるように、ジェニーハイメンバーの自己紹介ソングとなっています。
川谷絵音さん、新垣隆さん、くっきーさん、中嶋イッキュウさん、小籔千豊さん。
あまりに個性豊かなメンバーの自己紹介はどのようなものになっているのでしょうか?
下記にて解説していこうと思います!
メンバー1人ずつ、じっくりとご紹介していきますよ!
川谷絵音さんパート!
川谷さんの信念がかいま見える歌詞
俺が川谷絵音だ
語れない相いれない人間だ
テレビに相槌を打っては自分は違うなんて考えてる人間だ
でも今ここで奏でる音は真っ直ぐにあなたの心を射抜く
居抜き物件のリフォームみたいなバンドだけど
きっと響く
ゲスを極めても何を極めても結局音楽を極めてる奴が階段を上がってく
下がってく奴を横目に見ながらギターをかき鳴らして雑音を消して
俺はガッキーに繋げる
出典: ジェニーハイのテーマ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
「ジェニーハイのテーマ」は川谷さんのパートからはじまります。
以下すべて、ラップ調で自己紹介が繋げられていきます。
2行目と3行目は、川谷さんの人間性が語られている歌詞になっています。
そのような独自性が川谷さんの個性に結びつき、川谷さんの作る楽曲の個性に繋がるのではないかと感じます。
川谷さんが持ち続ける個性
自分は特別であり、他人とは違う個性を持っているという信念。
誰しも一度は感じたことのある思いではないでしょうか?
しかし、人と交流を持つ中で個性は摩耗していき、周囲に自然と交わっていきます。
社会に出てからも独自の色を持ち続けることができる人はそう多くはありません。
その中で個性を保ち続ける川谷さんだからこそ心を射抜くことができ、心に届く楽曲を作ることができる。
才能をすり減らし、諦めを感じて去っていく人を横目に見ながら活躍し続けることができる。
川谷さんの矜持が感じられる歌詞だと思いました。
そうして歌は、川谷さんのパートから新垣さんのパートへと繋がります。
新垣隆さんパート!
天才集団の中に光るガッキーさんのピアノ
俺が新垣隆ことガッキーだ
あのガッキーじゃないけど可愛いと言われるくらいのステキな笑顔を持ってる
持ってると言えばこのピアノに愛されし境遇
遭遇したモンスターたちとのバンドで放浪するピアニスト
俺はもうゴーストではないゴーストではない
俺のピアノをただ聴け!
このあとたっぷり聴かしてやるよ
騒動繋がりの二人が続いたがまだ天才のバトンを繋げる
ガッキーからのくっきー
出典: ジェニーハイのテーマ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
新垣さんのパートは一転して愉快な歌詞になっています。
歌詞にあるように、素敵な笑顔が特徴的な新垣さん。(以下ガッキーさん)。
確かに、ガッキーさんのはにかんだ笑顔には何か癒されるものを感じます。
本当は凄い人なのですが、そうした部分を思わせない素朴さがガッキーさんには見受けられます。
ただ、ピアノに関してはもちろん天才的な腕前を持っているお方。
だからこそ、様々な方面の「天才」が集うジェニーハイのメンバーとして活動しているのだと思います。
あの騒動をネタにした歌詞!
5行目の一文は例のゴーストライター騒動をイジったものですね。
あの騒動をイジることができているのは、ガッキーさんが騒動を吹っ切ることができた証でしょう。
6行目の歌詞からも、ガッキーさんのプライドが強く感じられます。
過去の騒動なんて関係ない。
大切なのはピアノの腕前と、制作する楽曲のクオリティのみ。
ガッキーさんのピアノはミニアルバム内でたっぷりと堪能できます。
ミニアルバムの全曲を通して、ガッキーさんのピアノは楽曲にしっかりと彩りを与えています。
奇しくも騒動で世間を賑わせた2人が繋いだバトンは、くっきーさんへと渡されていきます。