中島みゆき「麦の唄」の歌詞がお気に入り♪NHK主題歌の再生回数は？

「麦の唄」は、2014年秋からスタートしたNHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌として依頼され書き下ろされた楽曲です。

中島みゆき本人もこの依頼には驚いたようで、「朝から私で大丈夫ですか？」と恐縮していたようです。

楽曲は20年前からとっておいた原曲を元に、朝に流れることを考えて、爽やかさを意識しながら、1か月ほどで書きあげられました。

「マッサン」の物語は、日本で初めて国産ウイスキーを誕生させた亀山政春とエリー夫妻がいろんな困難に乗り越えながらも人生を一生懸命生きていくドラマです。

NHK連続テレビ小説のヒロインに初めて外国人を起用したことでも話題になりましたよね。

曲の始まりは、スコットランドの楽器バグパイプの演奏から始まります。

また、スコットランド民謡の「Comin'Thro'the Rye(日本では「故郷の空」）」のようなどこか懐かしさを感じさせてくれる旋律が耳に残りますよね。

「マッサン」のドラマの中でもスコットランド時代の回想シーンで口ずさまれていました。

「麦の唄」は、2014年10月29日に44thシングルとしてリリースされ、オリコン週間ランキングでは初登場5位を獲得しました。

カップリングには、ももいろクローバーＺに提供した「泣いてもいいんだよ」のセルフカバーが収録されています。ももいろクローバーＺとはまた一味違った力強い歌声が響きます。

また、中島みゆきはこの「麦の唄」で2002年の紅白歌合戦に12年ぶりに出場しました。

2014年11月12日に発売された「問題集」の2曲目にも「麦の唄」が収録されています。

またアルバムには、10曲中の半分が中島みゆきが1989年から開催している言葉の実験劇場「夜会」で使われた楽曲が入っています。

「麦の唄」のMVでは、ファンタジックな影絵とともに曲が進んでいきます。この影絵は、人類が滅亡した遠い未来で、植物たちが知恵を持ち生活しているという設定で、麦の少年が旅をしていく様子が描かれています。

長い旅の先に運命の相手と出会い、互いに協力しながら多くの困難に立ち向かう姿は、ドラマの2人のようですね。

また、2014年の紅白歌合戦で歌った中島みゆきの姿も見ることが出来ます。

動画再生回数は、690万回を超えています。（2017年8月現在）