三枝夕夏 IN db【眠る君の横顔に微笑みを】歌詞の意味解釈！反省するのはなぜ？キスに込めた思いとは

愛らしいキュートなルックスと穏やかな歌声が特徴の三枝夕夏（さえぐさゆうか）。

彼女は2002年に「三枝夕夏 IN db」としてデビューしました。

名前の後ろにつく「IN db」とは一体何でしょう？

このようにバンドスタイルでありながら、他のメンバーである「db」は音楽制作・演奏のみを担当。

彼女がメインボーカルとして活動することになったのです。

今回紹介する『眠る君の横顔に微笑みを』は、名探偵コナンのエンディング曲として起用されました。

アニメでは新一と蘭の思い出の写真から歌が流れ、2人の淡い恋心・友情が感じられる感動のシーンになっています。

それでは次から歌詞を考察していきましょう。

冒頭の歌詞。

2人がふざけあったり時に喧嘩したりと楽しく過ごした思い出を振り返っています。

その後に続く夢。

2人は気づかずに実はその手前まで来ていたようです。

一体「夢」とは何でしょうか。

これは、2人が重ねていった思い出のその先にある未来を指していると思われます。

未来とは、おそらく2人が付き合い恋人になること。

「知らずに」という言葉から、2人は一緒に過ごしているうちに実はお互いを好きになっていたと受け取れます。

もし付き合っていて、その先の未来（結婚）…という流れで「気づかずに」という言葉が入るのは不自然です。

昔から一緒にいて、意識しないうちにお互い好きになっていた。

こう捉えるのが自然でしょう。

名探偵コナンで考えると、幼馴染でいつしかお互いを想っていた新一と蘭がイメージとして重なります。

2人の月日はめまぐるしく過ぎていきます。

この月日は、付き合う前の日々、付き合ってからの日々両方の意味として解釈できます。

歌では「color（カラー）」と歌っていますが、歌詞では「天然色」という言葉でも表現されています。

天然とは自然という意味。

そして、colorは色なので、四季の変化を表しているといえますね。

初夏秋冬を、2人が重ねていった数年間として美しく表現しています。