GLAYのサバイバルがすごい!

【サバイバル/GLAY】森本晃司が手がけたアニメのPVが最高!意味が気になる!歌詞&コードあり♪の画像

1994年のメジャーデビューから、数々の名曲を世に送り出し、記録を打ち立ててきたGLAY

デビューから24年を迎えた今も尚、音楽に真摯に向かい続ける4人の姿からは、成熟したバンドサウンドとは裏腹に、初めてギターを手に入れてただ音楽に夢中になる少年のようなひたむきさを感じます。

メディアへの露出の多さには奢らず、音楽を追求し続けたGLAYのブレない姿勢は、彼らの生み出した楽曲の数が物語っていますね。

そしてメンバー4人の音楽性の違いと、それぞれに作曲をすることも相まって、楽曲のバリエーションは多彩を極めています。

紹介したい曲は山程あるのですが、今回は特に注目していただきたい曲をチョイスしました!

ビデオシングル「サバイバル」

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数ある名曲の中から、今回は1999年発売の「サバイバル」を紹介します。

サバイバルは、GLAYメンバーからの熱望により、アニメーターの森本晃司がPVの監督を務めた作品で、その映像を含むビデオシングルとして発売されました。

そしてビデオ作品としては異例であるオリコンシングルチャート入りを果たすという、まさに記録を残す作品となりました!

ゾクゾクするロックナンバー

遠くから迫りくるようなイメージのイントロで繰り広げられるギターのフレーズには、当時夢中になったギターキッズも多かったのではないでしょうか。

4人の演奏が怪しげに絡み合うAメロ、突き抜けるような早口の歌詞が気持ちいいサビ。

1曲をとおして、まるでジェットコースターに乗っているかのようなゾクゾクを感じさせるロックナンバー。

この曲にこのフレーズあり!というメンバーそれぞれのアレンジからは、曲に寄り添うという言葉がよく似合います。

「純粋に音楽が好きだ」そんな4人の集まりがGLAYだということは、彼らの楽曲からありありと感じられるでしょう。

森本晃司が手掛けたPV

サバイバルのPVは、アニメーターの森本晃司が手掛けたものですが、この曲を聴くなら是非PVも一緒に見ていただきたい!

PVは女子高生が主人公の、SF仕立てのアニメーションです。

当時は登場して間もなかったプリクラやたまごっちなど、そのときの時代を感じさせるものが所々登場し、羽目を外している印象の女子高生の日常を演出します。

PVから読み取るストーリー

ストーリーは詳しく語られていませんが、このPVからはしっかりと物語を感じます。

日常の中で、自分を見失っていることに気付いてしまう主人公。

悩み、さまよった末に彼女を救ったのは、ひょんなことから蘇ってきた幼い頃の思い出でした。

そして自分を取り戻し、また前を向いた主人公のシュートがバスケットゴールに気持ちよく決まるシーンでPVは終わります。

主観ではありますが、ひとつの感じ方として、PVを楽しんでみてください!

サバイバルの歌詞に迫る!

PVも堪能して頂いたところで、ここからはサバイバルの歌詞を詳しくみていきましょう!

コード譜も合わせて載せておきますので、是非弾き語りなどの参考にしてくださいね!

時代はサバイバル

 Am7
声 高に時代はサバイバルだとコメンテーター
Am7
不吉な予想図立てて闇にまくしたて
Am7
鏡には昨日のヘマをなじる顔がある
Am7
一日を迷走するアチラコチラボクラ

出典: サバイバル/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

現代の不景気を表現したようなAメロ部分。

今、時代は組織の時代から個人の時代へと変わりつつあります。

90年代終盤のこの頃には、すでにそんな予兆が見えていたのでしょうか?

ひとりひとりが強く生きて行かなければいけない、まさにサバイバルの時代を思わせる歌詞ですね!

G         Am
世間 の波に泳ぎつかれて ちょっと 皮肉な舌を出しても
   F       A♭   G
そのあり余るバイタリティーで平 成の世を駆ける 君よ!

出典: サバイバル/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO