『MOON』ってどんな歌??

【MOON/浜崎あゆみ】美しくも哀しいPVの世界に酔いしれて…。歌詞の意味に涙!!収録アルバム情報もの画像

さて、今回は浜崎あゆみさんの『MOON』について皆様にその魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思います。

『MOON』って、単純に考えると『月』という意味ですが、この曲のタイトルでもある『MOON』には一体どんな意味がこめられているのでしょうか?

まずは百聞は一見に如かずです。浜崎あゆみさんの世界観がどっぷりと描かれたそのPVをご覧下さい。

独特の世界観を表現するPV

いかがでしたか?

私は、浜崎あゆみさんのPVを見ると、その世界観にいつも引き込まれます。そして、歌のみならず、その圧巻の演技にも才能を感じます。

この『MOON』のPVは決して明るいとは言えない情景の中、アンティークの小道具もその儚さや無機質さをとてもうまく表現しているように感じます。

曲調も、アップテンポなものではなく、心の声を訴えかけるようなしっとりとしたナンバーです。

歌が始まるまでの間、ソファに腰かけ、頭を抱える浜崎あゆみさんの姿もとても印象的ですね。様々な苦悩や葛藤を表現しているのかと思います。

また、皆様はPVをご覧頂き、度々でてくる黒いインクのような液体が気になりませんでしたか?

見れば見るほどに、あれは何??と様々な物が目に入り気になってしまいますね。

浜崎あゆみワールドならではの、妥協を許さないこだわりの強さを感じます。

映像もご覧頂いたことですし、続いては歌詞の意味も紐解きながらその解釈を深めていきたいと思います。

歌詞の意味を考えてみよう

誰に向けた歌??

それでは、歌詞を見ながら解釈を進めていきたいと思います。

まず、はじめに確認しておきたいのが、この曲は誰に向けた歌なのか?ということです。

恋人?家族?友達??

勿論、歌というのは聴く人それぞれの解釈があるものですが、ここでは99%の方が恋人と即答されるのではないかと思います。

僕達が出逢った夜は 喧騒の中に紛れて
夢とリアルを行き来しながら 幻のように消えてった
あの日の月は遠すぎて 記憶も曖昧なままで
君の姿はぼやけてたから 忘れられるはずだったんだ

出典: MOON/作詞:浜崎あゆみ 作曲:星野靖彦

まずは出だしの部分からです。

出逢った夜のことを、回想しながら、ぼやけてしまった記憶朧気な月の様子対比するかのように表現しています。

ここでは別れてしまった彼のことを想い切ない気持ちを表現しているのがよく分かります。

PVの始めの部分で、浜崎あゆみさんが頭を抱えているシーンがありましたが、歌詞の内容とその映像がとてもマッチしますね。

 

ねぇ優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからもうそんなに悲しい瞳で
震える声で聞かないで 「愛してる?」

出典: MOON/作詞:浜崎あゆみ 作曲:星野靖彦

こちらは一番のサビの部分です。

浜崎あゆみさんの高音の歌声がとても心に響きますね。

とても奥が深い歌詞なので、解釈が難しいですが、今でも彼のことを大切に想っていることがよく分かります。

彼に別れを切り出したのは、彼女の方からなのではと推測しますが、その別れを前向きに捉えて欲しいという意味があるのではないかと思います。

つまり、ここでの別れは嫌いになったことで別れたり、不信感からの別れではないのだろうということが見えてきます。

手を伸ばせば届きそうな 月をふたりで見上げたね
綺麗すぎて苦しかったから
泣き出しそうになってたんだ
目を閉じて誓った 祈りが叶うのならば
もうそれ以上他には何もなんにもいらない

出典: MOON/作詞:浜崎あゆみ 作曲:星野靖彦

続いては、2番の歌詞です。

こちらでも『月』というフレーズが出ることで、『MOON』というタイトルが、まるでパズルのピースをあわせるかのように、その情景を、曲を聴く私たちの心へと届けてくれます。

ぼんやりと暗闇を照らす月のような、恋だったのでしょう。

二人で見た、綺麗すぎるほどの月を忘れることはないのでしょう。それほどまでに印象に残っているのだということを感じることができます。

ねぇ優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからどうか君は笑っていて
幸せだよと聞かせて もう一度

出典: MOON/作詞:浜崎あゆみ 作曲:星野靖彦

こちらは、2番のサビの歌詞です。

離れた彼を思いやり、大切に思っているのが、歌詞から読み取れます。

そして、一緒にいた時間がお互いにとって幸せであったと噛みしめたいのでしょう。

別れという、大きな出来事が起きてしまったけれど、幸せだった時間を噛みしめ、これからも彼が幸せでいて欲しいと願う気持ちが表現されています。

歌詞から感じること