恒例企画となっている芋野球では、出演者による野球対決が観られるのです!
昨年は福島選抜チームに松田晋二と菅波栄純、ミュージシャン選抜に山田将司と岡峰光舟が登場しました。
もはや音楽がメインなのか野球がメインなのか分かりません!
ほかの大型イベントと比べれば、アットホームな雰囲気の音楽フェスです。
福島出身メンバーがいるTHE BACK HORNが特に光り輝くイベントなので、オススメですよ!
予習にオススメ♪
原点回帰の一枚
3月7日に発売された最新ミニアルバム『情景泥棒』は初期衝動を感じさせる一枚です。
ジャケットワークは松田晋二が手がけています。
メンバーのイラストがジャケットになるのは、なんと12年ぶりです!
バンドの王道的なサウンドから、個人の持ち味を生かした楽曲までバラエディに富んでいます。
作詞・作曲を特定のメンバーが手がけているバンドは少なくありませんよね?
THE BACK HORNは楽曲制作に限らず、ほとんどのワークに4人全員が関わっています。
あえて役割を固定しないことで、20年経った今も新たなバンドの顔を見せ続けてくれるのでしょう。
初期からのファン懐かしく、最近好きになったファンにはとても新鮮な一枚です。
メンバーが制作したMV
なんだかドキッとするサムネイルですが……。
収録曲『がんじがらめ』のMVはメンバーが制作したそうです!
荒っぽい画質とひと昔前のようなエフェクトで、狂気が増幅されているようです。
作品も2005年発売の『ヘッドフォンチルドレン』の頃のような、初期のTHE BACK HORNを感じさせる仕上がりです。
豪華な特典DVD
『憧憬泥棒』の初回限定盤の特典が豪華です!
昨年、ベストアルバム発売記念として開催されたの日比谷野音ライブのDVDが付いてます。
フェスの出演時間になった途端に降り出したり、台風並みの春一番を吹かせたり、4月の東京に雪を降らせたり。
行く先々で雨や雪を降らせまくるTHE BACK HORNですが、この日もバッチリ雨が降っていました。
しかし秋雨の野音がこれほど似合うバンドは、他にいないかもしれません。
会場は寒さを感じないほどの熱狂に包まれていました!
DVDはダイジェストですが、インディーズ時代の楽曲から最近の曲まで盛りだくさんの内容です。
もうひとつのベスト盤
前回のベストアルバムと今回のベストアルバムがあれば、シングル曲は完全網羅できます。
ベテランバンドを後追いするときに大変なのは、既存曲の多さです。
どれも良すぎてどれから聴いたら良いか分からない!
迷ったら2枚のベストアルバムを聴いちゃいましょう♪
マニアックヘブンとは?
シングル曲を聴き尽くしたら、今度はアルバム曲が気になりますよね?
そこで彼らを語る上で外せないのが「マニアックヘブン」です。
マニアックヘブンとは文字通り、こだわりまくりのファンにとっては天国のようなライブイベントです!
昨年末は、年末の恒例イベントになっているマニアックヘブンをツアー形式で開催しました。
キャリアの長いバンドでは、何年も演奏されない楽曲が増えるのはありがちですよね。
特に古いアルバム曲やカップリング曲は、存在を忘れ去られている疑惑すら出てしまうほど……。
マニアックヘブンのセットリストでは、そんなレア曲も網羅的に披露されています。