主人公は、これから先の未来が幸せでいっぱいになるように願っています。
そして、大切な存在である君とともに、幸せいっぱいの未来を歩んでいきたいと思っているようですね。
君が幸せをたくさん感じることができるように、主人公は君の手を引いて、導こうとしているのでしょう。
音にもならない口笛とは、恐らくとても小さな喜びを表しているのだと思われます。
口笛を吹く時というのは、喜びを感じている時がほとんどですからね。
例え、他人には分からないような小さな喜びも、君がいれば風の唄のように美しく見えるということなのでしょう。
幸せを探しにいこう!
祈るように待つのはもうやめた
哀しみはデタラメに塗り潰せ
出典: リボン feat.桜井和寿/作詞:谷中敦 作曲:NARGO
神頼みの状態のままでは、幸せはなかなかやってこないもの。
本当に幸せになりたいのなら、自らアクションを起こして、幸せを探しに行くことが必要なのでしょう。
もし、幸せを探す中で哀しい気持ちが訪れたとしても、そんな気持ちは無視して、前向きに生きていけばよいのです。
哀しい気持ちに浸って自分を責めたり、幸せを探すことをやめる必要はないのでしょう。
幸せになるためにここまで来た!
そのために来たんだ
大騒ぎしよう
出典: リボン feat.桜井和寿/作詞:谷中敦 作曲:NARGO
主人公の人生の目標は、幸せになることです。
そして、君と一緒にいつまでも楽しく過ごすことなのでしょう。
そのために、今日という日まで頑張ってきたのです。
だから、生きる目的を達成するために、これからも幸せを探しながら明るく楽しく過ごそうと決めているのでしょう。
過去にとらわれて、哀しい気持ちを引きずるながら生きるよりも、気楽に明るく生きたほうが楽しいですからね!
2番~ラストの歌詞
人生が上手くいかない時でも…
忙しい癖に暇です、と
矛盾してるような退屈を飲み込む
それが毒だって分かっていても
忘れられぬような キズを忘れさせるキスを
出典: リボン feat.桜井和寿/作詞:谷中敦 作曲:NARGO
毎日やるべきことはたくさんあるので忙しいけど、心は常に「退屈」「暇」と感じてしまっているのでしょう。
本当に自分がやりたいことをやっているわけではないので、このように感じてしまうのだと思います。
主人公は、このような生き方を続けることに対して「本当は良くない」と気づいているようです。
自分がやりたいことを追求するのが一番素敵な生き方だと分かってはいるものの、なかなか行動に移すことができません。
しかし、そんなモヤモヤするような毎日を過ごしていても、君に会ってキスした瞬間、一気に気分が晴れるのでしょう。
人間誰でも完璧に生きるのは、難しいことです。
理想的な人生を送れていない時もあるでしょう。
でも、愛する人がそばにいれば、人生にモヤモヤしている時でも、ハッピーな気持ちを感じることができます。
君から必要とされる人間になりたい
ひとりぼっちで
歩くときにも
守られてると
思わせたい
出典: リボン feat.桜井和寿/作詞:谷中敦 作曲:NARGO
主人公は、君に対して「常に一緒にいるよ」と伝えたいのでしょう。
君が孤独を感じるような時も、主人公が君のことを守って、助けてあげたいと思っているのです。
君から必要とされる大事な存在になりたいと願っていることが、この歌詞から伝わってきます。
愛する人から感謝されたり、必要とされるのは、とても嬉しい事ですし、まさに生きる喜びといえるのではないでしょうか。
例え会えなくても…
しあわせよ、こんにちは。そばにいて
会えない間も 手は繋いでた
たまには嘘もついてたね
元気です!と
出典: リボン feat.桜井和寿/作詞:谷中敦 作曲:NARGO
主人公と君は強い絆で結ばれています。
例え、離れ離れの場所にお互いいたとしても、心ではいつも繋がっているのです。
会えなくて寂しい思いをしている時も「元気です!」と相手に伝えて、心配をかけないようにしていた主人公。
本当は全く元気じゃなくても、相手を不安にさせたくないから、このような噓をついたこともあったようです。
主人公なりの気遣いなのでしょうね。