新作の「All Of Us」はグリムスパンキーらしい美しい楽曲です。
美しいメロディラインに松尾レミのハスキーな歌声が非常にマッチしており、聞き応えのあるミディアムテンポのナンバーになっています。
亀本の骨太なギターリフもまるで気だるい太陽のような音像を演出しており、楽曲の輪郭をうまく描いています。
このオルタナティブかつしっかりとJ-POPをしている雰囲気は、本人たちが好きでカバーしている「ザ・ブリリアントグリーン」を感じさせる楽曲となっています。
MVも70年代を感じさせる仕上がりに!
今作のMV監督は藤代雄一朗。水曜日のカンパネラで有名な監督です。
MVはまるで8mmビデオで撮影したかのような、ザラついた映像が特徴的です。
また、小道具や撮影場所の世界観も松尾レミが好きな70年代の雰囲気を感じさせるものになっています。
また、ハレーションなど光を特徴的に使った柔らかい白昼夢のような映像に仕上がっており、非常に懐かしい印象のMVです。
要所で出てくるカモミール
今作のMVにはカモミールが多く出てきています。
カモミールには“逆境に耐える”“苦難の中の力”という花言葉があり、何かを暗示させるような使われ方をしています。
今後ドラマなどで明かされることになるのか、もしくはグリムスパンキーの状況や今作の歌詞に影響されたものなのかは現在明かされていません。
メディアにもひっぱりだこ!タイアップもすごい!
今回のシングルでは『All Of Us』も含め3曲が含まれています。
なんとその3曲全てに今回タイアップがついています!今の勢いを非常に感じさせますね!
①『All Of Us』はテレビ朝日系列ドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』主題歌
②『To The Music』は NHKワールドJAPAN・BSプレミアム『J-MELO』エンディングテーマ
③『The Flowers』は三越伊勢丹グループ『2018花々祭 WILD FLOWERS~花を愛する人々~』キャンペーンオリジナルソング
どれもすごいタイアップですね!
2018年5月12日武道館ワンマンライブ!
そんな勢いを感じされるグリムスパンキーですが、なんと武道館ライブが決定しています!
しかも単独でのライブです!
正直グリムスパンキーはあまり一般受けするタイプの音楽ではないと感じていました。
J-POPというほどスムースな音楽でもなく、最近のロック好きバンド少女にもてはやされるような音楽でもない。
そんな彼女たちが、2014年にメジャーデビューしこんなにも早く武道館でライブが可能になるとは失礼ながら思っていませんでした。
彼女たちの、音楽に対する素直さや姿勢がここまで多くの人に受け入れられてきたのだと感じます。
いかがでしたでしょうか?
今最も勢いのあると言っても過言ではないグリムスパンキー。
彼女たちの鳴らす本格的な音楽は、世代を超えて様々な人を魅了しています。
これからどんな音楽を聴かせてくれるのか、今後も目が離せません!
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