タイトルの意味は?

ことわざに由来

ケイティ・ペリー【The One That Got Away】歌詞を和訳して解釈!失恋を乗り越えようの画像

タイトル「The One That Got Away」の直訳は「逃してしまった人」

そしてこのThe One That Got Awayは日本でいう「逃した魚は大きい」ということわざと同じ場面で用いられます。

このことわざは「失ってしまったものは、その後でとても魅力的に感じられる」という意味。

先にこの歌詞のストーリーをザックリ説明するとこうなります。

付き合っていた彼を失ってしまって、その彼を一生忘れられない女性を描いた物語。

彼女は、彼がいない人生をどこか虚しく生き続けるのでした。

この歌詞は、とっても切ない物語なんです。

切なすぎるMV

切ない恋物語

ハッピーエンドで終わらない本曲のMV

ケイティ・ペリーの楽曲の中では、ちょっと珍しいかも。

冒頭に登場する白髪の女性はケイティ・ペリー本人が演じています。

特殊メイクでしょうか?

リアルな変貌ぶりにビックリです!

そして、注目すべきはその切ないストーリー。

仲睦まじく、とても幸せそうな2人。

しかしその別れは突然でした。

彼とは喧嘩別れをしてしまった彼女。

最後に「ありがとう」も「愛してる」も言えませんでした。

彼女は彼を失ってその大切さに気づき、愛していたことを確信し、深く後悔するのです。

もし自分の大切な人とこんな別れ方をしてしまったら...。

想像しただけで胸が締め付けられ、目頭が熱くなります。

MVの最後に流れる曲は?

ケイティ・ペリー【The One That Got Away】歌詞を和訳して解釈!失恋を乗り越えようの画像

MVでは、「The One That Got Away」の曲の後に別の曲が流れていますね。

この曲はジョニー・キャッシュの「You Are My Sunshine」という曲

ジョニー・キャッシュはカントリーソングの巨匠として知られるシンガーソングライターです。

ジョニーの名前は歌詞の中にも登場しているので、是非注目してみてください。

愛する彼が亡くなった場所に足を運び、彼女はどんな思いで崖の先を見つめるのでしょうか。

そこにはまだしっかりと、2人の愛が存在していました…。

あぁ切ない…「You Are My Sunshine」のロマンチックなメロディがマッチし、涙を誘います。

彼との想い出

あなたを愛していたの

Summer after high school when we first met
We make out in your Mustang to Radio head
And on my 18th birthday we got that chain tattoos

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

和訳

高校を卒業してすぐの夏に私たちは出会ったわ

レディオヘッド(イギリスのロックバンド) をBGMに、あなたの車でイチャイチャしたわね

そして私の18歳の誕生日にお揃いのタトゥーを入れたの

 

冒頭部分は、彼女と彼の想い出の日々を綴っています。

歌詞とMVから考察すると、なんだか彼は年上彼氏の様な気がしますね。

Mustang(マスタング)とは車の車種のことです。

そしてレディオヘッドとは90年代に大ヒットしたイギリスの世界的なロックバンド

知らない方は一度聴いてみて下さい。

とってもムーディーなサウンドなんです。

彼の車で、当時の流行りの曲を流しながら愛し合った2人。

お揃いのタトゥーも入れて、2人で歩む将来を確かめ合いました。

幸せな未来しか想像できなった…

Used to steal your parents' liquor and climb to the roof
Talk about our future like we had a clue
Never plan that one day I'd be losing you

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

和訳

昔はよく、親のお酒をこっそり持ち出して屋根の上に登ってさ

2人の将来について話したよね、まるで未来が分かっているみたいにね

あなたを失う日が来るなんて、あの頃は一度も想像したことなかったわ

 

これからもずっと、2人一緒に生きていくことが当たり前みたいに将来の色々なことを想像していたのでしょう。

誰だって、人の死を予測することなんてできません。

それは自分のことも、大切な誰かのことも。

何十年も先のことかもしれないし、もしかしたら明日かもしれないのです。

だから毎日を大切に生き、愛する人には感謝と愛を伝える

それが本当に大切なことだと気づかされる物語です…。