アル・パチーノじゃなくてアル・カポネ
役づくりじゃなくてこれは生き様
I'm a trouble man

出典: Kawasaki Drift/Produced by Riki

「アル・カポネ」というのは、アメリカの有名なマフィアのドンのことです。

昔アメリカが禁酒政策を進めていた時に、闇でアルコールを売りさばいていたことで有名なので、何かで知っている人もいるでしょう。

一方、「アル・パチーノ」はマフィア映画などで有名な実力派俳優。

『スカーフェイス』という作品で、アル・カポネをモデルにしたトニー・モンタナという役を演じたことがあることからの対比と言えます。

ちなみにアル・パチーノもアル・カポネも共にイタリア系移民。

まぁ、そんな豆知識はとりあえず置いておくとして、この歌詞が言いたいのは、BAD HOPの生き様は作り物(俳優)の役作りなんかじゃなく、本物のリアルなんだぜ!ということなのでしょう。

少年院あがりの悪ガキから、ヒップホップミュージックシーンのトップに駆け上がった、BAD HOPらしい内容の歌詞とうまいライミングだと思います。

異色の楽曲だからこそ

ここぞという時に聴きたい

今までリリースしてきた楽曲の中でも、8人全員が揃ったせいか異色の一曲とも言える「Kawasaki Drift」。

BAD HOPはスキルも高く、そのメッセージ性の強さで、どんなシーンにもマッチする気分をアゲるナンバーが多いです。

ライブイベントのBGMとして流せばテンションが上がるのはもちろんですし、日常ではやる気の出ない試験勉強中の休憩時間などに、ライブ気分で一曲流して乗り切るのも良いかも知れません。

また、遅すぎず早すぎない絶妙なテンポは、意外にもリラックスしたい時のBGMにも向いていたりも。

仕事やバイトあがりの疲れたカラダにも、きっと染み渡るはずです。

アルバム収録曲

「Kawasaki Drift」(BAD HOP)のMVは初の○○!?トリッキーな歌詞の意味を考察☆の画像

「Kawasaki Drift」は、BAD HOPの4枚目のアルバムとなる「BAD HOP HOUSE」に収録されています。

1曲目になっていますから、のっけからテンションが上がりますね。

他にも、各クルーが数名ずつ組んだ楽曲が収録されていますので、バラエティに富んだ1枚と言えますね。

「Kawasaki Drift」のみの1曲からダウンロード販売もされていますが、せっかくならアルバムでたくさん聴いてみてください。

「Kawasaki Drift」も名曲ですが、アルバムに同時収録されている「2018」や「Mobb Life Tour」も、人間として、男としての等身大のBAD HOPに迫る歌詞が心地良いナンバーになっています。

この機会に、ぜひとも多くのBAD HOPの楽曲を聴いてみて欲しいと思います。

「2018」は「今年の抱負」的な内容で、個人的には歌詞のハードさの割に微笑ましい印象を受けました。

BAD HOPらしくない「らしさ」が出ていますよ。

「Mobb Life Tour」は「Kawasaki Drift」にも通じる内容で、「Kawasaki Drift」よりも更に抒情的なストーリーになっているようにも受け止められます。

どの楽曲も、1曲ずつ聴いても最高ですが、通しで聞いたらもっと最高です。

さらに今回のアルバムも、一度聴き始めたら流しっぱなしになるのは間違いないはず。

まとめ

ヒップホップ音楽は数多くありますが、中でもBAD HOPは本当にリアルです。

歌詞も強い言葉や過激な意味のものも多いですが、キレイゴトだけを切り取って卒なくまとめるような、卑怯な手段で売れているわけではないのが、「本物」たる所以でしょう。

そんな彼らの基本をまず知っていくために、こちらのサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか?

「フリースタイルダンジョン」や「高校生ラップ選手権」などの番組により、ここ数年で一気にブームが加速しているHIPHOP。なかでも日本人離れしたスタイリッシュな楽曲とレペゼン川崎をフィーチャーしたハードコアなリリックで注目なのがBAD HOPです。今回はそのプロフィールを徹底解剖します。

また、初の全国流通アルバムに関する情報はこちらから。

初の全国流通アルバムをリリースしたヒップホップクルーのBAD HOP。今回はそんな記念すべきアルバム「Mobb Life」に焦点を当てて特集していきます。さっそくチェックしていきましょう。

聴けば聴くほど、虜にならずにはいられないBAD HOPに、どっぷり浸かってみてください。

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