アニメ『たくのみ。』を紹介!
『たくのみ』って何?
みなさん、こんにちは。有江ノイです。
今日はアニメ「たくのみ。」のOP曲「aventure bleu」の歌詞解説をします。
「たくのみ」とは何でしょう?
「Ta que nous mie?」
フランス語のように聞こえた人もいるかもしれません。
「たくのみ」は「宅飲み」。
居酒屋など外で飲むのではなく「家でお酒を飲む」ことだそうです。
そしてこの「たくのみ」という習慣が、言葉もそのままにアニメになったわけです。
「karaoke」と同じように「takunomi」の文化も輸出されるかもしれません。
「たくのみ。」のストーリーについてWikiを見てみましょう。
『たくのみ。』は、火野遥人による日本の漫画作品。小学館の漫画配信サイト『裏サンデー』にて、2015年8月19日より連載を開始。--中略--上京してきた主人公が、女性専用のシェアハウスで職種も年齢も異なる住人たちと共同生活を送りながら宅飲みを楽しむ様子を描く。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/たくのみ。
海外では家やアパートメントをシェアすることはそれほど珍しいことではありません。
しかし、日本ではまだ珍しいようです。
気の置けない女性同士での共同生活、「宅飲み」はとても楽しいことでしょう。
共通点といえば、「同じ屋根の下に住んでいる」ということぐらい。
経歴も職業もめざす世界も違う人たちとの、お酒を飲みながらのコミュニケーション。
アニメのオープニング動画からも、そういう気分、雰囲気が伝わってきます。
アニメ『たくのみ。』オープニングMV
生年月日や十二星座、血液型、職業などのプロフィールが、登場人物の個性を想像させます。
お酒の席でも、血液型や星座に共通する性格や行動パターンなどから話題が広がります。
「きっと几帳面なのだろうな」とか「少しそそっかしいかも」とか、巡らされる推理。
そうして、会話を聞き、仕草を見ているうちに、何となくタイプがわかってきたりします。
だんだん打ち解けてきて、日常の失敗談などのエピソードを披露して爆笑。
そういうコミュニケーションが深化していくプロセスはとてもわくわくします。
歌詞にもそういうプロセス、段階がきめ細やかに表現されています。
初めての体験
胸がどきん
どきんと胸が音を立てるのが いま きこえたよ
たぶん 運命.. さえも知らないの この先は
出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber
初めて体験することというのはとても緊張するものです。
特に多くの人がすでに経験していることというのは、余計に不安にさせます。
そんな初々しい気持ちが表現されているのが冒頭のフレーズです。
そんな様子を見ると、つい先輩ぶって、講釈しながら勧めたくなるものです。
「だーいじょうぶ、大丈夫!」などと肩をたたきながら。
でも、要注意。
体質的にお酒を受け付けない人もかなりの数いるのです。
アルコールハラスメント(和製英語: alcohol harrassment、アルハラ)とは、アルコール飲料に絡む嫌がらせ全般を指す言葉で、アルコール類の摂取の強要など対人関係の問題や、酩酊状態に陥った者が行う各種迷惑行為などの社会的なトラブル(迷惑行為)を含む。日本では、アルコールハラスメントが原因での死亡者がでたことをきっかけとして1980年代以降に急速に問題視されはじめた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/アルコールハラスメント
また、医者に飲むことを禁じられている人や、宗教上の理由で飲まない人もいます。
お酒を勧める時は、今までにお酒を飲んだことがあるのか、飲んだ時はどうだったのか?
よく話を聞かなければなりません。
美酒がいざなう甘美な世界
酔ったらどうなる?
どんな 世界が ねぇ わたしを待ってるのかな?
出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber