いつまでも君と見ていたい 君と君だけの世界で
Let me down そこでね Let me downって来て
それだけでいい
どんな事情もそれはいつも 僕と僕だけのせいで
嗚呼…
出典: let me down/作詞:田中直 Rap詞:櫻井翔 作曲:田中直
そして、再び自分の妄想の世界に戻っていきます。
わがままでツンデレな「君」にいつも困り果てている主人公。
でもどんなにわがままな態度をとられたとしても、自分のせいだと受け止める…。
といったちょっぴり切ない妄想に浸っていますね。
しかし、その切なさだって主人公にとっては「幸せ」の一部なのです。
妄想の中で「君」に冷たくされるほど、逆に燃え上がる。
だから、どんどん「君」にハマっていく。
そんな気持ちになっているのかもしれません。
2番の歌詞
主人公の理想とは?
自由気侭我が侭為すが侭 いつまでもそれで困らせて
僕の理想が 夢のまた夢に なってもワンダー
(※1 くりかえし)
出典: let me down/作詞:田中直 Rap詞:櫻井翔 作曲:田中直
ここは2番のAメロ部分に該当します。
ここでも、妄想の中の「君」について歌われていますね。
「君」のわがままに困っていることを強調している歌詞が印象的です。
そして「僕の理想」という言葉がまた登場します。
この「僕の理想」が、具体的にどのような理想なのかは不明です。
しかし、わがまま「君」に振り回されている状態ではこの理想は叶わないといっています。
つまり、本当は「女性をメロメロにさせたい」と思っているのでしょう。
それがこの主人公の理想なのではないかと推測できます。
ここで衝撃の事実が発覚!
(※3)今誰と何しているの? 妄想先走ってフェードアウト?
Tell me 君の名前と声を
それだけでいい
交差点いつもすれ違う 君のヒトミに恋して
嗚呼…
出典: let me down/作詞:田中直 Rap詞:櫻井翔 作曲:田中直
ここで、ようやく現実の「君」がどのような人なのかが明かされます。
この部分を読んでもらうと分かる通り、主人公と「君」はいつも交差点ですれ違うだけの関係。
つまり、友達や遠い知り合いとかですらなく、全くの赤の他人なのです。
だから「君の名前」や「声」すら知らない状態。
会話したことすらない見知らぬ人に、本気で恋してしまったことがここで説明されています。
そして、その相手のことを勝手にキャラ付けして恋人という設定にしている主人公。
一歩間違えればストーカーになりかねないですね。
ラップパートの歌詞
夢と現実を交互に楽しむ主人公
夢と現実行き交う
その甘い声を聞きたい
地に這う日々には意味なく
この瞬間(とき)だけなら
君が指揮官babe
出典: let me down/作詞:田中直 Rap詞:櫻井翔 作曲:田中直
ここから櫻井翔さんのラップパートに入ります。
自分の妄想に引きこもって幸せに浸る主人公。
そして現実の世界では、「君」と交差点ですれ違ってドキドキしている主人公。
夢と現実を交互に楽しんでいる様子が描かれています。
妄想に浸る毎日
このままオールナイトロング ha ha
it’s妄想なのまた
うわのそらのまま
Don’t let me down girl
(※2 くりかえし)
(※3 くりかえし)
出典: let me down/作詞:田中直 Rap詞:櫻井翔 作曲:田中直
「君」という存在にメロメロになっている主人公。
そのせいでまともに睡眠すら取れていないことが説明されています。
いつも妄想の世界に浸り、妄想の中の「君」に振り回されて「がっがりさせないで」と叫ぶ日々。
それがこの主人公の生きがいでもあり、悩みの種でもあるのでしょう。