BABY BABY BABY
とんでもない生徒の
恋の矢印を跳ね返したら
とんでもなく病んじゃった
と思ったら笑顔になった
それで逆に気になりだす僕の歌

出典: シャミナミ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

ここでは担任の先生の視点から見たこの恋の物語が描かれています。

この歌詞によって女生徒が好きだった相手というのが学校の担任であったことが分かるのです。

彼は立場上、彼女の自分に対しての好意を許すことはできなかったのでしょう。

そしてその好意を断った結果、主人公は最初は彼の前でも落ち込んだように振る舞っていた。

しかしいつの間にか、吹っ切れたような様子で今まで以上に元気な彼女になっていたのでしょう。

どことなく彼女の性格に天真爛漫さを感じられる歌詞の表現です。

急に様子が変わる彼女を見ていて自分が振ったにも関わらず気になってしまっている先生。

その後の生徒の挙動を見て意識してしまい好きになったのでしょう。

主人公が諦めた途端にその相手が好意を持つ。

恋というものが相手の存在によって成り立っているということを再確認する歌詞です。

生徒と先生という報われない関係は恋の不条理さを際立たせます。

両思いになれる確率が少ない恋でも関わらず、恋する気持ちを止められない。

それほどまでに主人公にとって、この先生の存在が理想的だったのでしょう。

立場や外見というのは選ぶことができません。

恋の儚さを感じる歌詞です。

この恋はシーソーのように

ジェニーハイ【シャミナミ】歌詞の意味を徹底解釈!これはだれの歌?アンバランスな恋心の真理を紐解くの画像

やっぱり
恋愛感情シーソーゲーム
シャミナミナミダ

出典: シャミナミ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

2行目の「シーソー」という言葉がこの恋を端的に表していると考えられるでしょう。

振られた後に、振った相手が好きになる。

その構図がまるで「シーソー」のようだといいたいのでしょう。

2人の気持ちが釣り合わず、その恋の天秤が行ったり来たりしているような様子です。

感情というものは自分ではコントロールし切れない部分があります。

今まではなんとも思っていなかったはずなのに、無意識の内に相手を好きになっていることもあるでしょう。

「シャミナミ」ではそんな恋愛というものの身勝手さや、理屈ではどうにもならない部分が描かれています。

言葉では説明できないような感情の揺れ動きを歌詞にして私たちに恋の本質を教えてくれているのです。

まとめ

ジェニーハイ【シャミナミ】歌詞の意味を徹底解釈!これはだれの歌?アンバランスな恋心の真理を紐解くの画像

今回の記事では、ジェニーハイの「シャミナミ」の歌詞の意味を考察してきました。

川谷絵音ならではの印象的な歌詞がある恋の形を浮き上がらせています。

恋愛に関する楽曲を多く作ってきた彼ならではの恋のストーリー

終盤で視点が変わるところなど、とても独創的に感じます。

恋による感情の変化がつぶさに伝わってきました。

最後に、OTOKAKEに掲載中のおすすめの記事を紹介させてください。

ここではジェニーハイのメンバーが組んでいる他のバンドの記事をおすすめさせていただきます。

中嶋イッキュウの組んでいるtricotや、川谷絵音のindigo la endなども素敵なバンドですよ。

この機会に是非、記事をご覧になってみてくださいね。

ゲスの極み乙女。の中心人物である川谷絵音のもう1つのバンド「indigo la End」。そんな彼らの純粋な愛を歌った名曲が「藍色好きさ」です。ベッキーに贈った歌と言われるその真相や、歌詞の意味まで詳しく紹介します。

アルバム『真っ黒』でメジャーデビューを果たしたtricot。今回はその中から表題曲である「真っ黒」の歌詞を徹底考察しました。彼女たちの巧みなサウンドメイキングの裏で、歌詞にはこんな意味が隠れていたのです。

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