今僕の中にある言葉のカケラ 喉の奥 鋭く尖って突き刺さる
出典: ボクノート/作詞:大橋卓弥/常田真太郎 作曲:大橋卓弥/常田真太郎
サビのハイトーン・ボイスが文字通り突き刺さります。
Cメロでビアノの4つ打ちになり、ラスサビで盛り上がる構成は歌唱力と表現力があってこそのもの。
今僕が紡いでいく言葉のカケラ 一つずつ折り重なって詩(うた)になる
出典: ボクノート/作詞:大橋卓弥/常田真太郎 作曲:大橋卓弥/常田真太郎
救いと温かさに満ち溢れたバラードです。
莫大なエネルギーで歌い上げられる肯定感は、まさに生命賛歌。
どんなに落ち込んでいても、たちどころに前向きな気持ちになってしまいます。
ライブに足を運べば、元気をもらえること間違いなしです。
2位
ゴールデンタイムラバー
静まり返った会場を支配するシンセサイザーは、ある種の緊張感をもっています。
エレクトリックで妖しい雰囲気のイントロに入ってくる楽器隊に耳を傾けてください。
じわじわと高まるテンションが、照明の明転で爆発します。
歌詞をタイトにリズムに乗せていくAメロ、のびやかに歌い上げるBメロ。
そして、疾走感のあるドロップという構成がとにかく美しいです。
めまぐるしく変わっていく展開に身体が揺れてしまいます。
この曲も、「ガラナ」と同じように大橋節が炸裂していて大好きなんです。
もう、理屈抜きでカッコイイ。そんな曲です。
1位
では、いよいよ1位の発表です。
気になる1位は…この曲です!
藍
1位にランクインしたのは、「藍」。
もしかしたら、あまり知名度は高くない曲かもしれません。
しかし、この曲はぜひライブで聴いてほしい1曲なんです。
藍=愛という言葉遊びを感じさせるこの曲は、こんな一節から始まります。
「愛」どこで誰が創造したもんなんでしょうか 難解なんだね
出典: 藍/作詞:スキマスイッチ 作曲:スキマスイッチ
…と歌われるように、愛の難解さとやるせなさを歌うこの曲。
命題めいたテーマを扱い、無気力に、ですが朗々と歌い上げています。
「愛」というあたたかな色合いを思わせる言葉とは異なり、まるで深く沈んだブルー。
タイトルの「藍」という言葉がしっくりきます。