愛が生まれた日
この瞬間(とき)に
真実はひとつだけ
あなたとならば
生きて行ける
愛が生まれた日
この瞬間(とき)に
永遠が始まるよ
君とだったら
生きて行ける
出典: 愛が生まれた日/作詞:秋元康 作曲:羽場仁
生涯をともにすることを決意するようなサビの歌詞。
一生分の覚悟を背負うような真摯な気持ちで歌うと、聴く人の心に響くでしょう。
言霊(ことだま)を込めるように一語一語を丁寧に発音するのがおすすめです。
さて、カラオケではこのサビ部分はハモりの聴かせどころ。
引き続き男性は女性の2音上の音程で歌います。
(女性のソロパート4~5行目は男性は一休み)
そして男性パートは「君~」からソロの主旋律です。
ここから突然1オクターブ上に音が飛びます。
このとき感情を乗せることに意識がいき、音程を外しやすいので要注意です。
この部分の歌詞は男女ともに重みを感じさせます。
重い歌詞ほど重厚に丁寧に発音することを心がけると素敵です。
巡り巡って出会えた奇跡
……めぐり逢えた
出典: 愛が生まれた日/作詞:秋元康 作曲:羽場仁志
今までのさまざまな恋。出会いや別れ。
嫌な過去をも乗り越え、出会うべき相手に出会えた奇跡。
詠嘆するような歌詞に思わず感情移入してしまいます。
この歌詞のパートはハモらず、男性女性ともに同じ音程です。
だんだん近づいてきた2人の気持ちがついに重なりあう瞬間。
2人の旋律までもがぴったりと重なるのです。
歌い手の2人もここで視線を交わしあうと素敵な演出になります。
2番の歌詞
男性主体のパート
恋人よ
この腕の中
哀しみさえも
打ち寄せないだろう
恋人よ
もし 嵐でも
2人は同じ
入江の小舟
出典: 愛が生まれた日/作詞:秋元康 作曲:羽場仁志
固く身を寄せ合った2人の間に、つらい出来事の入り込む余地はありません。
それを自然現象(=波)を例にとり表現している歌詞です。
<どんな不幸や逆境も2人ならはねつけ、乗り越えてゆける>
そんな2人の絆ゆえの心強さを物語っているのでしょう。
ここをカラオケで歌う場合、上4行は男性のソロパートです。
(男性は元の低いオクターブに戻ります)
日常を想定して作られた歌詞なので穏やかな歌い方がよいでしょう。
そして下4行は男女のハモりパート。
やはり男性は女性パートより2音上でハモります。
女性らしい感性の歌詞
天窓の星より
近くが美しい
未来で一番 輝く過去を
過ごしてる
出典: 愛が生まれた日/作詞:秋元康 作曲:羽場仁志
自然の美になぞらえて愛を語る歌詞。
「手の届く距離にいる貴方が愛しい」という意味でしょうか。
<将来、この現在(=愛が生まれた日)こそが無上の思い出となる>
そんなふうに2人の日々を表現しています。
カラオケの場合、ここのパートは女性メインです。
夢見がちに、ロマンチックに歌い上げましょう。
そして男性は「輝く~」からハモりに入ります。
男性側もロマンチックにソフトに、女性に寄りそう感じで歌うと素敵です。
2番のサビ
確かな手ごたえのある愛
愛が生まれた日
忘れない
運命を信じてる
君がいるなら
それだけでいい
愛が生まれた日
忘れない
生きて来たその理由を…
あなたがいれば
それだけでいい
……めぐり逢えた
出典: 愛が生まれた日/作詞:秋元康 作曲:羽場仁志