過去、そして今。
人生はいつにおいても辛いことが付き物です。
この曲は特にそんな世知辛さや、暗い気持ちを表現しています。
しかし「辛い」「大変」「死んでしまいたい」といった気持ちだけでは終わらないのです。
この曲から学ぶのは「決してくさらず、自分らしさを追求すること」。
実際に過去のGADOROは自分らしさを失っていました。
しかし今は自分を見据え、反省し、己を信じて人としての道を歩んでいます。
時に心が折れそうになったり、気持ちがぶれることもあるでしょう。
しかし結局自分を救うのは自分なのです。
そんなことを、この曲では教えてくれています。
終始暗い雰囲気をまとっている同曲。
しかしそれでもめげない負けん気と自我の強さの大切さを教えてくれます。
絶対に目に物を見せる復讐心と懺悔
残さず掻っ食らう嘲笑う奴ら
battleじゃなくたって闘ってるのさ
所詮はカス 地獄行きのチケット
小脇に抱え今歩いてる途中です
真っ黒い太陽に手が触れる頃
果たしてたどり着くかな
出典: 真っ黒い太陽/作詞:GADORO,輪入道 作曲:YUTO.COM TM
自分らしさを見つけた人間には迷いがないものです。
この曲でもGADOROは最終的に鋭い刃のような歌詞を繰り出しています。
それは「自分を笑った人間への復讐」です。
もちろん物理的なものではありません。
自分がこれから這い上がり、日の目を浴びることが彼らへの復讐。
そしてそれこそが、過去の自分の罪を償うことにもなるのです。
少し転べばまた劣悪な人生に転落することも考えられます。
しかし彼はもう迷いません。
自分だけの愚直なこの人生を大切に、そして糧にして着実に進んでいくのです。
まとめ
GADOROの【真っ黒い太陽】の歌詞を解説していきました。
ドロドロと生々しい歌詞が胸に刺さります。
しかしその一方で常に這い上がり、確かに2本の足で立っている彼がいます。
今までの過去や努力がうかがえる分、つい感情移入してしまいますね。
成り上がりでここまできた彼が歌うからこそ、クールな独白ソングでした。
さて、OTOKAKEでは他のGADOROの曲も掲載しています。
GADORO【GO ON】歌詞の意味を解釈!不格好でも生きてたらOK?彼が死ぬまで続けたいのは何? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今、若者を中心に人気のラッパー、GADORO。そんな彼のセカンドアルバムに収録されている「GO ON」の歌詞に迫ります。MVでも訴えるような彼の姿が話題となった「GO ON」。一体どんなメッセージが秘められてるのでしょうか?
こちらも【真っ黒い太陽】と同じく花水木に収録されたシングルです。
タイトルは【GO ON】。
GADOROらしい実直な歌詞と生きざまがありありと描かれた一曲です。
今まさに困難に直面している人には是非聞いていただきたい曲でもあります。
自分は不格好に見えてもそれが他人にはクールに見えることもある。
そんなことに気づかせてくれる一曲です。
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