【GReeeeN/未完成ing】歌詞の意味を徹底解釈してみよう！現在進行形に込められた想いを紐解く

落ち込んでいるときって「何で自分ばっかり」と考えてしまうことって多いのではないでしょうか？

しかも周りから励まされれば励まされるほど「わかってない！」という気持ちがわくはずです。

でもここで出てくる親友のように親身に話を聞いてくれたら･･････。

人ごとのように聞こえるアドバイスや励ましの何倍も嬉しくなります。

「頑張れ！」と言われるほど「こんなに頑張っているのにうるさいな！」と感じてしまう。

それって普通の感覚だと思います。

「頑張っているのにうまくいかないから悩んでいるんだ！」

そう叫びたくなるのも当然です。

「こうやって話を聞いている僕だって誰かに助けられているから」

「今の状況だと気付かないだろうけれど、君に気づいてもらえるように心を開いておくよ！」

こういう時に遠慮なく頼れる存在がいるって素晴らしいことだと思います！

「自分が完璧になる必要なんてないんだ！」

この歌詞を聴くと、こんな大切なことに気づかせてくれます。

どんなにスポーツ万能で勉強ができると言われている人だとしても同じこと。

その人にしかわからない悩みを持っています。

周りからすごいと思われているからこそ誰にも言えない悩み。

傍から見たら「えっ、そんなこと？」って思えるような悩みを持っている人もいます。

でも頑張ってもどうにもできないことって誰にでもある。

克服しようとすればするほどプレッシャーになってしまいます。

「だったら得意なことを伸ばしていけばいいじゃない？」

そんな勇気を与えてくれるサビとなっています。

義務教育では同じ授業や同じテストを受けて同じものさしで測られます。

人と違うことをすると出る杭は打たれる。

人より劣っているとできるまでやらされて、なおさら嫌いになってしまう。

そんな経験が社会に出たときに自分という価値を曇らせてしまう。

経験がある人も多いのではないでしょうか？

でも「この人魅力的だな」と思えるのは平均的な人ではないと思います。

小さいときから好きなことにのめりこんで、とことん極めている人。

そんな人の目はキラキラと輝いていて生き生きしているでしょう。

部活で汗を流している人がモテるのも、何かに夢中になって毎日を生きている。

苦手なことがあっても好きなことをやっているときが最高に幸せ。

そうやって自分に素直に生きていれば道は開けていくのではないでしょうか？

小さいときって人目を気にせず夢を描けませんでしたか？

でも物心ついて現実を知り始めると、何をやりたいのかわからなくなること多いはずです。

「将来のこと考えてるの？」

「しっかりしなきゃ置いてかれるわよ！」

こんなことを言われるたびに、わけが分からなくなっていく気持ち。

焦ってしまうのも仕方ないと思います。

でもこの歌詞にもあるように、必死に進んでいけば目の前に現れるはずです。

大切なことは、目の前にあることに全力で取り組むこと。

そこで失敗してしまったことも、かけがえのない財産になる。

そう考えると勇気がわいてきませんか？

ずっと信じていたのに裏切られたらものすごく悔しいはずです。

でもそれって、ただ期待しすぎていただけなのかもしれません。

約束を破ってしまうのは良くないことです。

しかし約束もしていないのに何かを期待していたら、相手はプレッシャーになって逃げだしたくなるでしょう。

「嫌な思いをしたから相手も同じ目に遭わせてやる」というのは良くありません。

ドラマ半沢直樹で「倍返しだ！」という有名なセリフ。

よーく考えると、次に相手は４倍にして返してくるという意味でもあります（笑）

やられてやり返していたらきりがありません。

小学校の時のケンカって、こんな感じじゃありませんでしたか？

周りにどんなにたくさん人がいても、本当に親しい人って限られてくるはずです。

入学や卒業などたくさんの出会いと別れを繰り返して人は成長していけると言えます。

本当は仲良くなりたかったのに離れてしまった人。

必死に追いかけたのに手が届かなかった人。

それは出逢うタイミングではなかったのではないでしょうか？

だから今そばにいてくれる人を大事にする。

そうやって今を一生懸命生きていれば新たな出会いがあるかもしれない。

そんな励ましにも聞こえてきます。