歌詞とコード譜はこちら♪


Fm C Fm C Am Am
Am F G G Am F G F G

 C          GonB
きらいだ あなたといるときの僕が
 Am   Gm7 F
たまらなく情け なくて
C       GonB
みんなの前じゃ本当はもっと
 Am    Gm7   F
はつらつとしてるはずなのに

出典: YOU & I/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

 Fm    C
嫉妬心我慢しながら
 Fm    Am   G
卑屈なつくり笑い見せる
F G   C   Am F G  Am    G
いなくなってしまえ  憂鬱といっしょに
A G   Em  Am F  G   Am G  Dm7
あなたがいなけりゃ 楽な気持ちになれるだろ
G  C  Am   F    G
何もかも 静かになって ああ眠れるよ

出典: YOU & I/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

 C           GonB
きらいじゃない あなたと楽しむ僕は
 Am    Gm7 F
無防備で素直な 人間
C       GonB
生きてることを感じられるような
Am      Gm7  F
ドロッとした時間を過ごせる

出典: YOU & I/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

Fm        C
つきあいがいがありすぎて
 Fm     Am  G
身も心もくたくたになる
F G   C   Am F G  Am   G
いなくなってしまえ  歓びもいっしょに
F G   Em  Am F  G   Am G  Dm7
あなたがいなけりゃ 悔しさに泣くこともない
G   C Am  F  G   Am
何もない 思い切り 叫ぶことも

出典: YOU & I/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

C GonB Am Gm F Fm C Fm Am G G

F G   C   Am F G  Am   G
いなくなってしまえ 憂鬱といっしょに
F G   Em  Am F  G   Am  G   Dm7
あなたがいなけりゃ あとは寂しさに耐えればいい
 G   C Am F G  Am  A
つまらない 毎日を送ればいい
Dm7  G  C  Am  F      G    C E
もう 何もない 意味さえない Yes, just You & I
  Dm7 G      C  AM F  G    Am F G G
きっと 良かったんだろう 僕たちはめぐり会えて...

Am F G G G G

出典: YOU & I/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

「YOU & I」の歌詞解釈をしてみた!

タイトルである「YOU & I」、あなたはこの“YOU”って誰のことだと思いましたか?

筆者はこの曲が「ねがい」と一緒にリリースされた当時は、YOUを恋人のことだと思っていました

当時筆者は中高生で、好きな人とか恋人という“自分の気持ちを否応なく振り回す存在”が、楽しくもありしんどくもあるという時期でした。

そして相手とはあくまで対等の立場で、関係に上下はありませんでした。

今から考えると、当時の好きな人は本当に恋人というより、近しい異性のライバルだったように思えます。

このため、この歌詞に登場する“YOU”は好きな人でもあり、ライバルでもあると感じたんですね。

それからしばらくすると、恋という気持ちがいよいよ自分を振り回すようになって、平常心でいられることが少なくなる時代がきました。

相手のことは好きだけど、いつもの自分でいられない自身のことが嫌いに思えました。

ジブリ映画『魔女の宅急便』でキキがトンボと仲良くなりたいのに、彼の昔からの友達に会うと素直になれないような感じでしょうか。

キキは“素直で優しいキキはどこかへ行っちゃったみたい”というようなことをつぶやいていました。

このように、恋心は得てして人を正常なラインから遠ざけてしまいますし、正常から外れた自分をコントロールすることも難しくなります。

けれど、悔しいことに、あなたといる時には“楽しさ”をすごく感じてしまうんですよね。

以上のようなことを思っていたので、この楽曲長く筆者にとって“恋に振り回される人の曲”として認識されていました。

しかし年齢を重ねて聴いてみると、この楽曲はそうした恋愛に対する気持ちというより、日常の中にある逃れられない人間関係について歌っていると思えるようになりました。

友達だけど、心の奥底ではライバル心を抱いていて、負けたくなくて、一緒にいるのがツラい時もあるような“コイツはすごい!”って人、いますよね。

自分と比べるとどうしても勝てる気がしないのに、本当に嫌な奴なんかじゃないから、嫉妬する自分が情けなくて……。

いなくなってしまえ!と心の中で願うような自分が嫌で、でも逃げるのも癪だから一緒にいると自分のコンプレックスばかりが刺激されてツライ時、ありませんか。

稲葉さんや松本さんのような“努力が結実している”タイプの人でもこんなドロリとした感情を持つのかな、と思うと何だかホッとしたり。

でも、自分のコンプレックスを刺激して“悔しい”と思わせてくれる存在って、実は自分自身の成長に欠かせない存在ですよね。

だからこそ、この楽曲の最後は“きっと 良かったんだろう 僕たちは巡り会えて...”と書かれているのではないでしょうか。

おわりに

1988年の結成から2018年で30周年を迎えることとなるB'z

メンバーの稲葉さんも松本さんもすでに50代半ばとなりますが、そのパフォーマンス力は若いロックバンドに全く引けをとっていません。

これからも人々の心に響く楽曲を多く発表して、まだまだファンを魅了していってほしいですね!

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