空だけは君を見ている
どこかで今日も誰かが 同じ空を見ている
泣いてる人や笑ってる人 星のように瞬いてる
君だけにしか見るえない 尊く澄んだ光は
誰にも気付かれない場所で もう輝き始めてる
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
私たちの上には、今日も果てしなく広がっている空。
今見ている空の表情は、またどこかで違う誰かも見ています。
たくさんの人が生きている世界。
弾けるような笑顔でいっぱいの人もいれば、悲しみに打ちひしがれている人もいます。
まるで、空が見せる数々の表情と似ていますね。
今日の空はどんな表情をしているでしょう。
笑っているのか、泣いているのか。
それとも怒っているのでしょうか。
あなたはどんな表情をしているのでしょうか。
そして、人知れず一生懸命に生きていることも空は見てくれています。
公園の別シーンから
僕が歩んでいく未来?
白樺の木 揺れる木陰 ベンチで語らう老夫婦
折り重なる楓の葉のように そっと指を結んでいる
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
子どもがいた公園での別の風景でしょうか。
今度は僕がこれから歩んでいくかもしれない様子。
ゆっくりと流れる時間の中で、年を重ねた2人が寄り添っています。
どんな話をしているのでしょう。
ふと2人の手を見ると、そっと触れ合っています。
心が和むような、優しい気持ちになるような感覚。
僕がまだ知らないこの先の将来を見せてくれているようです。
2人の姿から気づく
照れ隠しの表情も 初めて聞いてるような素振りも
シワの数だけ刻んできた月日が そうさせるんだね
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
2人の様子を見て、僕が感じたことを素直に表現しています。
どんな会話をしているかわからない。
けれど、2人の表情からは僕がまだ知らない世界が広がっているようです。
これまで2人で一緒にどんな風景を見てきたのだろう。
どんな苦難を乗り越えてきたのだろう。
僕が思うことはたくさんありそうです。
僕がこれから歩んでいく未来には、答えがありそうですね。
このままでいいこともある?
もう変わらないで 貴方は貴方のままでいい
歩いた場所が 今日の道になり
何かを忘れもしながら あの日の二人に帰る
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
「自分を変えたい、変わりたい」と思うときは、1度や2度ではないですね。
他人と比べて自分を卑下したり、劣等感で苦しい思いをすることもあったでしょう。
でも、あなたの人生の道のりは他にはありません。
他の誰を見ても、まったく同じ道のりを通ってきた人はいないのです。
歌詞に登場する2人とは僕ともう1人の人。
僕にとっての大切な人でしょうか。
2人で歩んできた道のりにはたくさんの思い出。
鮮明に記憶に残っているものばかりではないけれど、それも2人らしいのかもしれません。
変わらなくてはいけないことと、変わらなくていいこと。
大切な人にはずっと出会った頃のままいてほしいと感じてしまいます。
空のほかにも?
過ぎゆく季節を越えて 変わらない空がある
離れ離れの時は決まって 口ずさんだ歌の様に
貴方を見守っている 細く優しい瞳は
飾らない温かな気持ちを いつも教えてくれた
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎