1番の歌詞は、まるで映画の中の舞台となった古代をイメージしたかのような言葉が多く使われています。
「色褪せる事なく蘇る 儚く美しき日々よ」など、まるで俳句や和歌のような美しい歌詞に、浜崎さんの才能を感じ取ることができます。
「眩しい海焦がれた季節も 雪の舞い降りた季節も」という歌詞で、春夏秋冬を一緒に過ごしたことが読み取れます。
Voyage(旅)とは人生のこと
僕達は幸せになるため
この旅路を行く
誰も皆癒えぬ傷を連れた
旅人なんだろう
ほら笑顔がとても似合う
出典: Voyage/作詞:ayumi hamasaki 作曲:CREA,D・A・I
「僕達は幸せになるため この旅路を行く」の「旅路」とは人生のことでしょう。
人は幸せになるために人生を歩んでいくという意味に解釈できます。
「誰も皆癒えぬ傷を連れた 旅人なんだろう」の「旅人」とは私たち一人ひとりのこと。
誰しも、過去に辛い経験をして心に傷が残ってしまうことはありますよね。
そんな自分たちを肯定して前を向いて旅=人生を続けていこうという、ポジティブなメッセージにも聞こえます。
道に迷ったときに手を差し伸べてくれる存在
何度道に迷ったのだろう
その度にあたたかい手を
差しのべてくれたのも
あなたでした
出典: Voyage/作詞:ayumi hamasaki 作曲:CREA,D・A・I
2番では「何度道に迷ったのだろう その度にあたたかい手を差しのべてくれたのも あなたでした」とストレートに恋人への愛情が歌われています。
道に迷ったときに見捨てずに手を差し伸べてくれる存在はとてもありがたいですよね。
本当に自分のことを思ってくれていると感じることができます。
映画の主人公「みなも」も、悪夢に苦しんでいるときに助けてくれた存在「尊臣」のことをこの歌詞のような気持で思っていたのだろうと思います。
人は皆愛する人を求める
僕達はこの長い旅路の
果てに何を想う
誰も皆愛求め彷徨う
旅人なんだろう
ともに行こう飽きるほどに
出典: Voyage/作詞:ayumi hamasaki 作曲:CREA,D・A・I
「僕達はこの長い旅路の 果てに何を想う」の長い旅路の果てとは、もしかすると人生を終える時のことを言っているのでしょうか。
人生が終わろうとするときに、私たちは何を思うのでしょうか、と聞いている人たちに問いかけてくるような歌詞です。
「誰も皆愛求め彷徨う 旅人なんだろう」とは、人は皆、人生の中で愛する人を求め、その人からの愛を求めるものだ、と言っているのでしょう。
「誰も皆」や「ともに行こう飽きるほどに」という歌詞に、愛を求めてさまようのはあなただけではないから苦しむことはないよ、皆同じなんだよ、という浜崎さんからのメッセージを感じます。
まとめ
いかがでしたか?「Voyage」(旅)は私たちの人生のことを歌った曲。
愛する人を求めてさまようのは皆同じ、と歌われていました。
毎日の忙しい生活の中で、ふと孤独を感じてしまったり、大切な人と別れてしまったりした時にぜひ聞いてみてほしい曲です。
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