始まったばかりのストーリー

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

この恋はまだ始まったばかり。

これからの進展に期待できそうなフレーズに思わずワクワクしてしまいます。

始まったばかりのこの恋はどこに向かっていくのでしょうか。

予習もなにも できてないけど 新しいわたしに出会うよ

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

恋をすると、まるで自分が自分でないような感覚に陥ることがあります。

普段は無頓着なのに、好きな人の前だと恥ずかしくて無口になったり、髪型や服装が気になったり。

自分がこれからどうなってしまうのかは誰にも予想することはできません。

そうしたいつもと違う自分を楽しんでいるように聴こえてきます。

前向きに恋を頑張る姿

叶わないから美しいなんて そんな言い訳したくないから

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

叶わない恋こそ美しい、なんていわれることもあります。

でも、そんなこと恋をしている最中は考えたくない。

叶わないと決めつけるよりも、やるだけやって実らせたい!

そういった前向きな気持ちが込められているのです。

ただ恋を楽しんでいるだけでなく、この恋をきっと叶えてやるという強い感情を読み取ることができます。

“深呼吸”で気合い注入

今日も鏡の前で深呼吸するの

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

深呼吸をすると、体がリラックスすると共にグッと気持ちが引き締まります。

家を出る前に鏡の前で深呼吸をすることで、“君”に会うための気持ちを整えているのではないでしょうか。

深呼吸をしながらするのは、彼と会うときのシミュレーション。

「会えたら自分から話しかける」「彼の前では可愛く振舞う」などと、恋の戦闘態勢をとっているのです。 

また、「今日も」というフレーズが恋に奮闘する毎日を想起させます。

“君”に恋をした日からこの日まで、毎日臨戦態勢を整えている主人公。

恋に健気な姿が目に浮かんできます。

恋のジレンマ

“君”には好きな人がいるかも…?

君とこの前すれ違った瞬間 時間が止まって鼓動は早くなった

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

ここにきて、“わたし”の恋模様に暗雲が立ち込めます。

“君”とすれ違ったときにあることに気が付くのです。

時間は止まったように感じ、ドクンドクンと早くなった鼓動の音だけが聞こえてきます。

少し遠くを見て笑った 君の目線の先が気になって仕方が無いよ

出典: BABY!/作詞:北澤ゆうほ 作曲:北澤ゆうほ

“君”が少し遠くのどこかを見て微笑んでいるのです。

まさか、この目線の先には“君”の好きな人が…!?

そう決めつけるのは早いかもしれませんが、恋をしているときはとにかく不安なもの。

“わたし”はきっと、誰かにとられてしまうかもと不安で仕方がなくなっているのです。

だから、“君”のちょっとした行動に振り回されているのかもしれません。

不安な要素が少しでも出てくると、頭の中はそのことでいっぱいになってしまいます。

毎日が事件の連続