最後にもう一度、サビの歌詞を繰り返すことでドラえもんから学んだ優しさや温もり、大切な気持ちをこれからは周りに振りまいていくという決意をより強固なものにしています。

これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから

出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博

そして、重ねた歌詞にこの最後の一文を加えることで決意だったものを「約束」というさらに強い絆へと昇華させているように感じます。

「決意」をすることは1人でもできますが、「約束」は1人ではできません

自分だけじゃない誰かがそこにはいて、お互い取り決めを行うことで「守る」という意識が生まれます。

この「守る」は「約束を守る」だけではなく、今まで守られてきた恩返しとしてこれからは「大切な人やものを守っていく」という意味にも掘り下げていけるように感じます。

MVを観ると秦基博だけでなく、ひまわり畑の中でたくさんの人物が登場してきます。

ベンチに座る老夫婦や手を繋ぐカップル、走り回る子供達や男の子を抱き上げる母親。

そこにはたくさんのストーリーがあって、たくさんの絆があるのだと想像できます。

その中で秦基博はドアを背にしながら、ひまわり畑の中でギター1本で弾き語ります。 その映像からも温かい印象を与えられます。

温もりや優しさを太陽という光に例えて、いつだって太陽の方を向きながら、まっすぐにまっすぐに伸びていくひまわりのようにこれから歩んでいこう

そんな決意の込もった素敵な歌詞です。

ドラえもんとのび太の関係だけでなく、そこに重なるような絆がきっと皆さんにもあるのではないでしょうか。

あなたにとって大切な人を思い浮かべながら聴いてみてはいかがでしょう。

秦基博「ひまわりの約束」の泣ける歌詞をドラえもんとのび太の関係から紐解く!の画像

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