暗殺教室について

【青春サツバツ論/3年E組うた担(渚&茅野&業&磯貝&前原)】特別ユニットが歌う今作は必聴!歌詞ありの画像

「暗殺教室」は松井優征先生のマンガ作品です。

タコ型の超生物・通称『殺せんせー』から地球を救うため、椚ヶ丘中学校に通う、3年E組の生徒たちが暗殺を仕掛けるという、一風変わった設定が魅力的ですね。

3年E組とは

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物語、そして暗殺の舞台となるのは、離れた校舎にあるE組。

このクラスには、成績不良や素行不良などの理由から、普通のクラスから外された生徒たちが落とされる場所です。

いわゆる落伍者のたむろする場所なのですね。

「エンドのE組」と言われ、学園の落伍者が寄せ集められ、極悪な環境で虐げられるように学生生活を送るクラス。

そこにタコ型超生物『殺せんせー』が担任としてやってきたことで、生徒たちの環境は大きく変わることになります。

『殺せんせー』に勇気づけられる生徒たち

当初、自分に対して自信を失い、目標も見つけられなかった生徒たちが、暗殺を通して絆を深め、暗殺を通して自信を取り戻していく姿は壮観です。

さらに、ターゲットである黄色のタコ型超生物・『殺せんせー』が非常によい先生であることもポイントですね。

「こんなクラスで学びたかった!」と思わせてくれる、思わず勉強が楽しくなるような話の作りになっているのも上手いと思います。

暗殺を描いているマンガなのに、とても感動したり、やる気を取り戻せたりするのはすごいですよね。

3年E組うた担とは

「青春サツバツ論」は、「暗殺教室」アニメ第1期、最初のオープニングテーマです。

なぞのタコ型超生物が先生となって訪れた3年E組。そこで先生を暗殺するという、極秘任務を国から任された生徒たち。

彼らが抱える不安や葛藤、先生との関わりを描いた楽曲となっています。

そして、この楽曲のボーカルを務めるのが、作中で3年E組の落ちこぼれ生徒を演じる5人の声優たちです。

物語の語り部である中心的な人物・潮田渚。渚と仲がよく、ヒロイン的な立ち位置の茅野カエデ。

成績優秀な問題児、赤羽業と、優等生の磯貝悠馬、お調子者で明るい性格の前原陽斗5人で構成されたユニット・『3年E組うた担です。

声優陣の活躍でアニメの世界を再現

渚役の渕上舞さん、カエデ役の洲崎綾さん、業役の岡本信彦さん、磯貝役の逢坂良太さん、そして前原陽斗役の浅沼晋太郎さんを迎えた限定ユニットが歌い上げる楽曲はは圧巻です!

「暗殺教室」のために書かれた歌詞の卓越した言葉選びだけでなく、ボイスもキャラクターそのものということもあり、アニメの世界観にピッタリです。

歌詞で歌われる内容を作品と照らし合わせて聴いてみると、より一層おもしろくなりますよ。

「青春サツバツ論」の歌詞を紹介

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「青春サツバツ論」は、アニメ声優たちが歌っているだけあり、まさに「3年E組うた担」の歌になっています。

なんと言っても特徴は歌詞の内容でしょう。

ただ曲を聴いているだけで「暗殺教室」の一場面一場面が思い出されて、ついまた見たくなってしまいます。

では、「暗殺教室」の世界観たっぷりの歌詞を見ていきましょう!

何なんだ イライラの波動は
僕らの存在の証明?
月を見上げ高まる
さあさあ! 殺っ殺っ殺っとSTART!!

出典: 青春サツバツ論/作詞:畑亜貴 作曲:田中公平

この部分は、学校という場所で学力という競争に敗れ、落伍者として惨めな生活を強いられている彼らの、現状や自分への苛立ちや葛藤などが見て取れます。

さらに、月というのは作品中で何度も登場するシンボル的な存在で、殺せんせーに爆破されたことで、殺せんせーが見た目に寄らず危険な存在であることを証明してもいるのです。

口に出すのは実行する時
それがカッコイイこと 知ってるさ
(TARGET,探して僕らはサツバツ)

出典: 青春サツバツ論/作詞:畑亜貴 作曲:田中公平

歌い出しのこの部分には、まさに『殺せんせー』を意味する「TARGET」という言葉が登場していますね。

しかも、ターゲットを探してサツバツとしている生徒たち、という、かなり特殊な環境が描かれてもいます。

歌詞の中に「殺」とか「ターゲット」などと出てくることは珍しいと思いますが、独特のワードが、暗殺教室という特殊な世界観をよく表していますよね。