強い芯を持ったまま進化するindigo la End
現在のメンバー4名となって3年が経ったindigo la End。
彼らの魅力といえば、透明感のあるサウンドとボーカル、一筋縄ではいかない歌詞です。
メジャーデビューはもとより、インディーズデビューの頃から変わりません。
メンバーチェンジを経ても揺らぐことのないindigo la Endの世界。
しかし核となるものが揺らがないだけで、その世界には確実に新しい花が芽吹いています。
そんなindigo la Endのニューアルバム「PULSATE」からご紹介するのが「蒼糸(あおいと)」です。
「蒼糸」はアルバム「PULSATE」に収録
indigo la Endにとって5枚目となるアルバム「PULSATE」。
すでにシングルとして発表されている4曲を含む豪華なラインナップとなっています。
その中で1曲目を飾っているのが「蒼糸」です。
PULSATEの豪華収録曲
01.蒼糸
02.煙恋
03.ハルの言う通り
04.Play Back End Roll
05.星になった心臓
06.雫に恋して (Remix by HVNS)
07.冬夜のマジック
08.Unpublished manuscript
09.魅せ者
10.プレイバック (Remix by Metome)
11.1988
出典: PULSATE/indigo la End
話題のMVには若い力が詰まっている
7月18日のアルバム発売に先駆けて「蒼糸」のMVが公開されました。
カメラを回し続ける「ワンカット撮影」という手法を取り入れた印象的な映像作品となっています。
監督をつとめたのは24歳の女性・枝優花
映画界では、6月30日より公開中の映画「少女邂逅」の若き監督・枝優花が話題となっています。
実は「蒼糸」のMVを手がけた監督が、枝優花なのです!
どちらの作品にも共通して言えるのが、映像に醸し出される「儚さ」ではないでしょうか。
少女としていられる時間は有限で短いもの。少女たちはその隙間に悩みや苦しみを詰め込んでいきます。
「蒼糸」のMVで微笑みながら可憐に舞う少女たちも同様です。
ワンカット撮影は数分で終わるのに、映像を見ているととても長い時間のように感じる。
少女でいる時間は短いのに、少女として生きている彼女たちには永遠にも思えてしまう。
枝優花監督が「蒼糸」に流した時間は、見る者によって長くも短くも変化するのです。
2人の可憐な少女の正体
indigo la EndのMVには、毎回必ず美しい女性が出演しているイメージがあります。
「蒼糸」では2人、弓ライカと椎名美月です。
弓ライカは19歳、少女から大人へ変わっていく頃でしょうか。
一方の椎名美月は24歳、すっかり大人な彼女もMVの中では完全なる少女。
軽やかに動き回る2人が、「蒼糸」の歌詞に重みをもたせていきます。