【＄10/SMAP】実はカバー曲！？きっかけは森だった！歌詞に込められた意味を解き明かす♪動画あり

この「$10」が発表された時期はちょうどバブルがはじけた直後でした。

そのため女性の中にはまだバブル時代を忘れられない人も多くいたのかもしれません。

しかし男性側はバブルのころのようにお金をたくさん使うことができない状態です。

その意味で金銭感覚が男女でずれている時代だったとも言えます。

そしてここに登場する男性も仕事をもっともっとハードにすることで何とかしようとしています。

2番に続く部分では2つのパターンのサビが繰り返されます。

最初は歌いだしの部分と同じです。

繰り返す部分では少し内容が異なります。

「淫ら」の後に「Don't stop love me do！」と続きます。

この表現は少し不自然な感じがしますが分析してみましょう。

「love me do」はザ・ビートルズの楽曲のタイトルにも使われています。

この「do」は強調の「do」ですので「私をすごく愛して」という意味でしょうか。

その前に「Don't stop」がついているので、それを「やめないで」ということになります。

つまり「私を愛することをやめないで」という意味だと考えられます。

ここではお金を使い果たし、これ以上貢げなくても愛してほしいという訴えなのでしょう。

またその後には「Step-up　なんか望めない恋」とあります。

「Step-up」（ステップアップ）は1段ずつ昇っていくことです。

ここでは2人の関係が発展していくことを表しているのでしょう。

それが肉体関係なのか、精神的なものなのかは分かりません。

しかしこのあたりまで来ると、私個人は最初に書いた「ABC」の解釈は違うかなと思います。

つまり「ABC」は恋愛関係の発展度合いを表していると考えます。

この曲は、恋愛関係を発展させるにはお金がかかってしまうことに対する疑問を歌っているのかもしれません。

もともとライブで歌われていたのがきっかけでシングル化された「$10」。

その後もライブでよくセットリストに入る楽曲です。

ぜひSMAPは解散してしまっていますが、ライブDVDはたくさんリリースされています。

ぜひチェックして、いろんな演出の「$10」を楽しんでみてくださいね。

Sexy Zoneの松島聡さんやマリウス葉さんも所属していたSexy Boyzがこの曲を披露したこともありました。

後輩たちに歌い継がれる名曲のひとつと言えるでしょう。

2018年になって、SMAPの元メンバーによるユニット「新しい地図」も露出が増えてきています。

その「新しい地図」はこの楽曲のきっかけになった森くんとの共演も実現しました。

元メンバーがSMAPの楽曲を歌うことは難しいかもしれません。

しかし、いつか森くんを含めた6人で「$10」を披露することがあればいいなと思います。

林田さんが提供したSMAPの曲に関する記事がOTOKAKEには他にもあります。

併せてご覧ください。

まずは「君色思い」の記事です。

次に「青いイナズマ」の記事です。

またSMAPの25周年記念アルバムの記事もあります。