思い出が永遠になる時

思い出して(electric summer)
永遠になる(electric summer)
その前に さぁ(electric summer)
夏が終わる前に

出典: ELECTRIC SUMMER/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

先程の歌詞「永遠」とは存在するものだと確かめられました。

今度は何が永遠になるのでしょうか。

主人公は何かが永遠になる前にやりたいことがあるようです。

永遠になるまでのタイムリミットは、夏の期間

夏の間に何をやりたいのでしょうか。

そもそも何が永遠になり、そうなるとどうなるのか。

具体的なことは語られていません。

推測ですが「永遠になる」ということは、今過ごしている夏が過去になるということでしょうか。

過去になった時間は永遠に過去です。

過去は二度と…それも永遠に訪れません。

今の時間が過去という永遠になる前に、何かをしたいのでしょう。

では何をしたいのか。

それも分かりませんが、ここまでの流れを考えると「君」へ想いを伝えることと考えられます。

タイトル「電気の夏」とは

タイトルと歌詞が合っていない?

タイトル「ELECTRIC SUMMER」は直訳すると「電気の夏」という意味です。

しかし歌詞を読んでいると、あまり「電気」という印象はありません。

むしろ太陽や空、海など自然にある夏のモチーフが多いのではないでしょうか。

となると「ELECTRIC」は歌詞と対照的な言葉といえます。

何故対照的な言葉を選んだのでしょうか。

夏を電気にする

まず考えられるのは、主人公です。

思えば、歌詞中に「electric summer」とタイトルが登場するのは主人公の気持ちを歌う場面でした。

つまりタイトルは主人公と繋がっていると考えられます。

どういう形で繋がっているのか。

突然ですが、主人公をロボットや機械に置き換えてみましょう。

機械には電気が必要です。

実際はガソリンなどのエネルギーを電気にして動きますが、なんとなく電力で動くイメージが強いでしょう。

それと同じように、主人公の原動力は夏の季節かもしれないということです。

青春真っただ中の主人公にとって、好きな人とお近づきになれるシチュエーションが多い夏は絶好の機会。

主人公にとって夏は体中に電気が走るような感覚で、パワーが漲る時期といえます。

そこに関連付けて「ELECTRIC」と「SUMMER」を繋げたのかもしれません。

または「電気のようにきらめく夏」という意味だとも考えられます。

これも「青春を謳歌する」と同じで、主人公の目には夏がきらびやかに映っていたのではないでしょうか。

…とはいえ、実際のところ何故このタイトルになったのかは不明です。

もっと別の理由という可能性もあります。

楽しい夏を過ごそう!

Base Ball Bear【ELECTRIC SUMMER】歌詞の意味を解釈!扉の先に何が待つ?の画像

「ELECTRIC SUMMER」の歌詞について解説しました。

夏の広い空を思わせる、爽やかな曲ですね!

それでいて歌詞の表現力がまるで小説のような、不思議な世界観を演出しています。

夏はただ暑いだけではありません。

青春を飾る、パワーに満ち溢れた季節なのです。

キャッチーで覚えやすい「Stairway Generation」はアニメ「銀魂」の主題歌に抜擢されました!青春の暗闇にフォーカスした歌詞の意味を紐解いていきます。

Base Ball Bearが歌う「Stairway Generation」は、アニメ「銀魂」主題歌になりました。

「ELECTRIC SUMMER」は情景的な印象でしたが、あちらはもっと分かりやすい歌詞となっています。

人は成長する過程で、どんな景色を見るのでしょうか。

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