「ROCKET DIVE/Dragon Ash」
hide TRIBUTE IMPULSE
元X JAPAN、そしてソロでも数々の功績を残したhide。
1998年の突然の死から、早いもので今年で20年。
20年という節目を迎えるにあたり、フェス、ドキュメンタリー映画などが企画されました。
そしてこのトリビュートアルバム「hide TRIBUTE IMPULS」が6月6日にリリース。
これまで数々のトリビュートアルバムがリリースされ、リミックス集なども合わせると今回で8作目となります。
語り継ぐべき超名曲をカバー
今回ご紹介する、Dragon Ashによる「ROCKET DIVE」は「hide TRIBUTE IMPULS」に収録されています。
テレビ朝日系列の、サッカーW杯ロシア大会特番でこの楽曲が使用され、話題となり注目が集まっています。
そもそも、hide with Spread Beaverによる「ROCKET DIVE」が生まれたきっかけが、当時hideがサッカーW杯アジア予選を見て感動・共感したことから。
こうして20年の時を経て、自身の、そしてカバーによる楽曲がW杯で使用されていることに本人も驚いているかもしれません。
参加を即決!その理由とは
今回のトリビュートへの参加のオファーを受け、即決だったというDragon Ash。
彼らもhideが大好きというだけでなく、それを超える、即決させるべく理由がありました。
それは彼らの大好きだった絶対に忘れることのできない人、その人物が大好きだったのがhideだったのです。
hideとDragon Ashを繋げた人物とは?
知る人ぞ知る、hideとの接点。
Dragon Ashとhide。
Dragon Ashといえばミクスチャーやヒップホップ。
hideといえば、彼が生前に掲げたサイボーグロックを始め、X JAPAN時代のHR/HMなどの印象が強いでしょう。
音楽のジャンルも違えば活動期間も若干違うので、この両者が結びつかない人もいるのではないでしょうか。
しかしDragon Ashのメンバーに、この両者を結びつけたキーマンとなる人物がいたのです。
Dragon Ash最年長の故・IKUZONEこと馬場育三
メンバーの年齢から、なんとなくお気づきの人もいるかもしれません。
そうです、それは2012年に亡くなったIKUZONEこと、馬場育三。
業界きってのhideのファンとしても知られていた人物でもあるのです。
自身のライブでは、アンプの上にhide人形を飾り、腕にはhideを模した刺青までも。
凄まじいほどの愛と敬意を感じざるを得ません。