自分が一番であるために

私や他の人を批判して蹴落とすの

人の悪口を言ったり批判したりするような人は、自分が優位に立ちたいと思うのでしょう。

しかしここでは「feel like」という表現を使っています。

つまり「優位に立った気分になっているだけ」だと言っているわけです。

take it out onは「~に八つ当たりする」とか「怒りをぶちまける」の意味です。

自分の優位を守るために誰にでも八つ当たりする人、周りにいると大変です。

そんな腐った人には……

【FAITH/19】歌詞を和訳して意味を解説!なぜ19歳は王と女王なの?自分らしくありたい思いに迫るの画像

We're all about the treats, not about the shits they wanna be
I was born to be myself

出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH

そんな腐った人間になりたくないわ

私は私になるために生まれてきた

私たちの頭にあるのはtreats(素敵なこと)なのです。

彼らのなりたいものには興味がないと言っています。

彼らとはつまり人の悪口を言うような人でしょう。

そういう人たちのように、誰かの優位に立ちたいわけではないのです。

自分は自分自身になるために生まれてきたのだから、そんなことには興味がないわけですね。

私になること、それが素敵なことなのです。

自分の声

私に任せて

Leave it up to me,
leave it up to me to show 'em how it's done and meant to be

出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH

ぜんぶわたしに任せておいて

どうなるか、どうなるべきか見せてあげる。

自分たちがどんな風に生きるのか、お節介を焼かずに見てくれということでしょうか。

そしてその結果どうなるのか……きっと主人公に見えているのは希望に満ちた未来でしょう。

それを「彼ら」つまり悪口を言ってくるような人たちに見せてやると言っています。

私の言うことを……

Can you hear me? Listen to me when I say
I was born to be myself

出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH

わたしが言うことにちゃんと耳を傾けて

私は私になるために生まれてきた

「私の言っていることが聞こえる?」「喋っている時はちゃんと聞いてよ」。

そんな風に言っていることから、心から話を聞いてほしいのだということが窺えます。

誰に向けて言っているのでしょうか。

悪口を言う人でしょうか。

それともリスナーでしょうか。

恐らく両方なのでしょう。

そして、繰り返し出てくる「私は私になるために生まれた」というフレーズが出てきます。

立ち上がって戦おう

全ては無駄にならない

【FAITH/19】歌詞を和訳して意味を解説!なぜ19歳は王と女王なの?自分らしくありたい思いに迫るの画像

And when the tables turn, they're world's upside down
These moments, these moments, these moments will never be apart

出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH

全ての状況がひっくり返った時

この瞬間は絶対に無駄にはならないから

状況がひっくり返った時、というのはどういうことでしょう。

それは恐らく、自分たちが成功したとき、何かを成し遂げた時のことです。

誰かに蔑まれても、嫌なことをされても、自分が積み上げてきたものは全てが糧になるわけです。

these momentsという言葉が繰り返されているのは、楽曲的なものもあるでしょう。

しかし、それ以上に「今この瞬間は無駄にならないんだよ」という強いメッセージなのです。

潰されてしまう前に……