I can't hold it in any longer
We have to stand up and fight before they crush us all
Before they crush us all
出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH
もう感情を留めたりしない
私たち全員が潰される前に
立ち上がって戦わなきゃ
hold it inは「留める」とか「我慢する」という意味です。
何を留めるかといえば、自分の感情です。
黙っていれば、人の悪口を言ったり蹴落としたりする人たちに潰されてしまいます。
だから声を上げて、立ち上がらないといけないのです。
私たちは……
王と女王とは……
Oh we're living 19
Oh we're the kings and queens
Oh we're living 19
Oh we're the kings and queens
出典: 19/作詞:Akari Dritschler 作曲:FAITH
19歳でいられる内は
私たちは王にだって女王にだってなれるんだから
「王」や「女王」になれるとはどういうことでしょうか。
もちろん一国の主になれると言っているわけではないでしょう。
ここで注目すべきはkings、queensというように複数形になっていることです。
つまり19歳の時間を生きている人間みんなが、王や女王になり得ると言っているのです。
また、多くの物語で主人公は何かを成し遂げた末、王になったり女王になったりします。
それぞれの人生の中ではそれぞれが主人公。
全員が主人公として何かを成し遂げることが出来るのだ、と言っているわけです。
なぜ19歳?
さて、タイトルにもなっている19という数字についてです。
日本では2022年から成人年齢が18歳に引き下げとなりました。
しかしまだまだイメージの中では成人=20歳というイメージが強いのではないでしょうか。
20歳になればいろんなことが出来ます。
お酒も飲めますし、タバコを吸ってもいいのです。
ですが、それと同時にいろんな責任を負うことにもなります。
「自分はもう大人だから」と無意識に自分でブレーキを掛けてしまうことも……。
社会に出れば周りに気を遣って、言いたいことも素直に言えなくなるかもしれません。
そんなことを気にせず、自分のやりたいようにやりたいことを出来る年齢。
その最後が19歳だと言っているのでしょう。
10代のうちにやり残したことがないよう、自分の目標を達成してほしい。
そんな思いが込められているのだと思います。
だからといって何をやっても良いというわけではありません。
人を蹴落としたり、傷つけたりしてはいけないわけです。
だからこそ、歌詞には「自分のなりたくない人物像」を盛り込んだのではないでしょうか。
最後に
アルバムタイトルについて
「19」が収録されたアルバム「Capture it」には、他にも魅力的な楽曲ばかりです。
「Capture it」は直訳すると「それを捕まえて」という意味です。
10代の総まとめという意味を込めたという本アルバム。
itは「19」の中で出てきたような、10代のうちにしか出会えない経験や目標なのかもしれません。
メンバーに影響を与えたアーティストもチェック!
Vo.Akari DritschlerはTaylor Swiftをよく聞いていたようです。
実はそれぞれのメンバーが好きなアーティストはバラバラです。
そんな彼らの音楽的嗜好が集まって、FAITHの音楽が組み立てられているのかもしれません。
以下にTaylor Swiftの記事をご紹介しておきます。
FAITHの音楽性により深く触れてみたいという方は、ぜひご覧ください。
【テイラースウィフト曲】CM起用されたあの曲の曲名は?YouTube動画と共に人気ランキングを紹介! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
日本でも超有名なTaylor Swiftの曲があの有名CMに使われていました。YouTubeの動画もいっしょにチェック!人気曲ランキングの情報もありますよ!
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