個性が強いロックバンド、フレデリック
フレデリックは二卵性双生児の三原兄弟と、専門学校の同級生だった赤頭隆児と結成したバンド。
2017年5月からは兼ねてから空席だったドラムスに高橋武が加入し、現在4人構成で活動を行っています。
フレデリックは主にライブなどを中心に活動しているバンドですが、映画やドラマ、アニメなどさまざまなコンテンツのタイアップにも選ばれることが増えており今最も注目されるアーティストでもあります。
そんな彼らの特徴は80年代のサウンドを基本にしており、そこに単語を繰り返すことで楽曲で何を表現しているのかが分かりやすいナンバーにしている曲が多いです。
更にボーカルの三原健司の古風なテイスト溢れる歌声で、全体的に独創性の高いナンバーへと昇華しています。
このためフレデリックのナンバーは、何度も聴きたくなる中毒性のようなものを兼ね備えています。
ハマるナンバー『リリリピート』
中毒性の強いナンバーが多い、フレデリックのサウンド。
彼らのサウンド構成をまとめたようなナンバー『リリリピート』も同様に、聴きこみやすい一曲に仕上がっています。
『リリリピート』はフレデリックのファーストアルバム、『フレデリズム』の2曲目に収録されているナンバー。
『フレデリズム』は2016年10月にリリースされており、初のフルアルバムでもあります。
更に『リリリピート』は2017年8月リリースのシングル、『かなしいうれしい』のカップリングとしても収録されているナンバーです。
スピード感溢れるサウンド
『リリリピート』の魅力の一つであるサウンドは、スピード感のあるナンバー。
メロディラインも繰り返しているのがポイントで、ナンバータイトルとの関連性を出しています。
そこにキャッチーさを加えて、耳に残る中毒性のあるサウンドに仕上げています。
全体的にダンサブルな楽曲にまとまっているのも、魅力が高いです。
繰り返すワードにハマる!
『リリリピート』の魅力は、歌詞にも潜んでいます。
「繰り返し」や「リピート」などのワードを何度も使用することで、口ずさみやすいキャッチーさを出しているのがポイントです。
シンプルだけど見入ってしまう『リリリピート』のMV
『リリリピート』のサウンドテイストも魅力ですが、楽曲をより独創的に見せているMVも魅力的。
『リリリピート』のMVは『オワラセナイト』や『オドループ』など、フレデリックのMVを多く手掛けるスミスが担当。
傾向として一人かそれ以上の女性を中心に展開することが多く、『リリリピート』でも同様の手法が取られています。
そこにフレデリックのメンバーがカットインするシーンを取り入れ、楽曲をアーティスティックに表現しています。
『リリリピート』の歌詞をチェック
耳に残る歌詞が評判の『リリリピート』。
早速歌詞をチェックして、どんな表現がされているのかを見ていきましょう。
フレデリックらしい言葉遊びも盛り込まれているので、歌詞を眺めているだけでも飽きないですよ!
歌い出し
繰り返してたびたび辛い思いする夜は
セツナバックビートかったるいと嘆いた夜は
繰り返してまた聴き直してまた繰り返せる世界で
僕はせっせとせっせとせっせとせっせとせっせとMUSIC
出典: https://ilyricsbuzz.com/2016/09/frederic-riri-ripito-lyrics.html