Yogee New Wavesの魅力を分析！5年を経てメジャーデビューした彼等の足跡を曲と共に辿る

今回紹介するのは「Bluemin' Days」。

一聴しての第一感想はとにかく爽やかであること。

特にボーカルの変化は顕著に感じます。

角舘のボーカル表現は今まではナルシスティックな面がありました。

少しひねくれた歌い方で、もちろんそこも魅力の一つでもありました。

しかしこの曲では彼の声は今まで以上にメロディックに、すんなりと耳に入ってくるのです。

メジャーデビューしたことも少なからず影響があったのかもしれません。

そして間髪入れずに４枚目のシングル「CAN YOU FEEL IT」を配信限定で発売します。

まさに乗りに乗っている状態です。

こちらの曲は大塚製薬「ポカリスエット」のCMタイアップ曲となりました。

この曲も、「bluemin' days」同様に非常に爽やかで、夏の季節が似合う楽曲です。

ポカリスエットのタイアップ曲として起用されるのも納得です。

そしてメロディも心地よく、ボーカルの声にナルシズムは影を潜めました。

しかし完全になくなっている訳では無いのがロックバンドとして憎めないところです。

彼らのファンの中にはメジャーになることで寂しさを感じる人もいたかもしれません。

自分好きなバンドが遠い存在になっていく。

初期から彼らを追っている人間であればあるほどそういう気持ちになるものです。

また音楽性もより大衆向きになるのではという不安もあったでしょう。

しかしそれも杞憂だったとは、上記の素晴らしいメジャー移籍後の作品が証明しています。

彼らはまだ20代半ば。

これからどんな作品を届けてくれるのか楽しみでしかたありません。

最後に彼らの音楽と共振するアーティストの記事を紹介したいと思います。

ceroもシティポップの代表格として絶大な人気を誇るバンドです。

彼らの場合はブラックミュージックをエッセンスを取り入れているのが特徴。

こちらの記事は彼らの代表曲「Summer Soul」の歌詞について徹底解釈している記事です。

ぜひ読んでみて下さい。

音楽性としてはかなり近いですが、こちらはより都会的なイメージがあります。

こちらの記事はHONDAのCMのタイアップ曲として起用された「STAY TUNE」に関する記事です。

Yogee New WAVESとはまた違うシティポップを知って頂ければと思います。