ジェニーハイ【グータラ節】歌詞の意味を解説！本当に求めているものは何？グータラ女子の本音を読み解く

いつも眠い状態の彼女は、何かを記憶するということが苦手のようです。

誰かから聞いた話も話の内容は元より、誰から聞いたのかも思い出せないのでしょう。

偉人であるという断片的な情報に関しては彼女も心当たりがあるようです。

どこか楽観的な彼女も記憶がないということに関しては少し悩みを持っていることが分かります。

前日に飲み会にでも行ったのでしょう。

そのお酒が残っているため2日酔いになってしまったようです。

ここでも男性に甘える主人公の姿が描かれています。

2日酔いだから味噌汁を作って欲しいとお願いする彼女。

しかし本音はそんなことよりも具合の悪い自分を慰めてくれる彼が必要なのでしょう。

物質的なものを与えてもらうよりも、今は精神的な愛情を求めている。

彼女にとって本当に必要なものは精神的な支えなのです。

弱っていることで、そういった彼女の無意識な願望が表面化してきているのでしょう。

どれだけ寝ても満たされないしどれだけ食べても満たされない。

この歌詞は肉体的にではなく、精神的な面での満足感の欠如を表しているのかもしれません。

それは前述の歌詞パートでの愛情を求めているという事実からも分かります。

だからこそそういった日常の中で分かりやすく睡眠や食欲によって欲求を満たしている。

そう考えることができるのではないでしょうか。

建前ではグータラした毎日を楽しんでいるといいながらも、本心では日常に物足りなさを感じている。

グータラしているのも、日々に満たされなさを感じていることが理由なのかもしれません。

退屈な時間を睡眠で埋めているだけなのでしょう。

しかしそんな物足りない日常に居心地の良さを感じているのも事実。

満足できないなりに楽しんでいるのが伝わってきます。

主人公の不思議な性格がこの「グータラ節」という楽曲を特徴付けているように感じました。 

今回はジェニーハイの「グータラ節」をご紹介しました。

川谷絵音のユニークな歌詞の世界観が浮くことなく楽曲にマッチしている印象を受けました。

それは楽曲負けしないほど、メンバーそれぞれの個性が確立されているからというのもあるでしょう。

「グータラ節」の何だか少し変わっているとしか形容しようのない歌詞の世界観。

それは私たちに良い違和感を与えてくれます。

その違和感が中毒性となって私たちにこの楽曲をリピートさせるのでしょう。

さて、この記事の最後におすすめの記事をご紹介させていただきます。

ここではジェニーハイのメンバーでもある川谷絵音が所属している別バンドの記事を紹介しましょう。

ジェニーハイを気に入った方は、きっと気にいるはずです。

この機会に是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか。