【calling/fhána】テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスEDの歌詞解説!アニメ盤も注目の画像

あの橋渡れば世界は微笑むのか
まだわからないけれど信じることはできるだろう

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

「あの橋渡れば」というのは"旅が終われば"ということの暗喩ではないでしょうか。

スレイたちの旅は決して成功が約束されているものではなく、その果てに何が待つのか誰にも分からないものなんですよね。

当然そのことをスレイたち一行も分かっているわけで、旅には常に不安や迷いが付きまといます。

しかしメンバーたちは最後まで旅の成功を信じて進んでいきました。

この部分はそんなメンバーたちの想いがあふれている歌詞になっているのではないでしょうか。

きっといつの日か けがれのない
約束交わしたあの大地へと
それを手に入れるために
汗や血を流して歩いてきたよ
今はまだ見えないけど

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

スレイの旅における1つの大きな目的が世界に渦巻く「穢れ」を浄化すること。

争いの元となってしまう負のエネルギー、穢れはスレイが思い描く天族と人間が共存できる世界の最大の問題点でもありました。

夢見る世界にあってはならない穢れを浄化するために、汗や血を流し歩き続ける旅となったわけです。

2番のサビはそうしたストーリーが思い起こされる歌詞となっていますね。

「今はまだ見えないけど」というフレーズに注目

2番のサビで注目したいのは「今はまだ見えないけど」というフレーズですね。

仲間たちの手助けもあり世界中の穢れを浄化していったスレイ。

しかしその旅の果てに何が待つかは最後の最後まで分からないものでした。

果たして自分たちの旅が世界に平和をもたらすのか。

不安もありましたがそのことを最後まで信じ続けたスレイたちの想いを彷彿とさせるフレーズです。

ラスサビの終わり、仲間たちの絆を思わせるたった5文字のフレーズ

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共に行こう

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

「calling」は「共に行こう」というフレーズで楽曲が締めくくられます。

一見すると、なんてことないたった5文字のフレーズですよね。

ですがテイルズオブゼスティリアザクロスのストーリーを追った後だと、このフレーズがグッとくるんですよね!

互いを信じあい、助け合ったスレイたちの絆が一気に思い起こされる素晴らしい締めくくり方ではないでしょうか。

先ほどもご紹介したように、ゲーム版では賛否両論のシナリオだったテイルズオブゼスティリア。

しかしアニメ版ではそのシナリオが若干変更され、スレイたちの絆により感動させられるストーリーとなっています。

ゲームをプレイしたものの、まだアニメは未チェックという人にはぜひ観てもらいたいところです。

「fhánaというバンドが進む旅」もイメージさせられる楽曲

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「calling」はテイルズオブゼスティリアザクロスでスレイたちが歩んだ旅をイメージさせる楽曲

しかし筆者は歌詞を見れば見るほどfhánaというバンドが歩む旅」をもイメージさせる楽曲だなと感じました。

さらなる成功を目指して進んでいくfhánaを思わせる歌詞

2013年にメジャーデビューを果たしたfhána

これまで数々のアニメ主題歌を担当してきた今アツいバンドではありますが、彼らの歩みはそれで終わりません。

例えば彼らの楽曲の作曲は、ほとんど佐藤純一が担当しています。

しかし2017年にこれまで作曲を担当したことがなかったyuxuki wagaが作曲を手掛けた「ムーンリバー」がリリース

このように、fhánaはさらなる成功を夢見てさまざまな手法で精力的に活動を続けてきているんです。

その姿は夢見る世界を実現するために旅を続けるスレイたちの姿と重なりますよね。

これからもfhánaにはスレイたちのように、夢とメンバーたちの絆を信じて進んでいってもらいたいところです!

通常盤だけではなくアニメ盤にも注目!

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「calling」は通常盤だけではなく、テイルズオブゼスティリアザクロスがモチーフとなっているアニメ盤も発売されました。

次は通常盤とアニメ盤との違いや、アニメ盤ならではの魅力などについてご紹介しようと思います。

収録楽曲に違いあり!アニメ盤には「アネモネの花」が収録