届いているよ その声、想い、大切にするから
ねぇ、今何思ってるの あの頃思い出してんの
その目の中に写ってる僕らは変わったかな
分からないんだ
だからこうして確かめるよ
ひとつひとつ紡いでいこう
届いているよ
その声、想い、大切にするよ
出典: https://twitter.com/honoka19990904/status/579287199025262592
ちょうど関ジャニ∞にとってヒットが続き、メディアでの露出が増えたり、活躍の場が増えたのもこの時期でした。
ファンとしては大好きな関ジャニ∞のメンバーがどんどん売れていくのは嬉しいことでしょう。
だけど変わって欲しくない部分もある。
どんなに売れたとしても、ファン一人一人が応援してくれたこと、成長させてくれたことを忘れないし、大切にしたい。
そんな想いが込められているように感じます。
SMAPや嵐などもそうですが、どんどんグループが売れていくとグループのカラーややることも変わっていきます。
同時に初期の頃に出来たような無茶やはっちゃけなども控えられるようになり、大人らしい振る舞いが求められるのです。
それは致し方ないことではあるものの、それで離れていくファンが一定数いるのもまた事実でしょう。
売れれば売れる程初期の色とは大きく変化していき、昔の色が薄れてしまうことも珍しくありません。
また、売れるとどうしても天狗になって調子に乗ってしまう部分が目立つような人やグループも珍しくないでしょう。
そういう不安を奥底で抱えているファンに対してきちんと誠実に歌を通して向き合っているのです。
きちんとファンが付いてこられるように、安心出来るようにちゃんと寄り添っていることが窺えます。
この考えを大切にしているからこそ、関ジャニがあれだけ仲が良く、脱退があっても解散しない秘訣ではないでしょうか。
きっと、うまくいく
ありがとう 今までずっと
いつも 伝えたくて ここで 君を想っているよ
愛してる これからもずっと…
僕らだけの この言葉
All is well
出典: https://twitter.com/kjjj8888/status/940013007999926272
ありがとう 今までずっと 全部伝えきれずだから
ここに帰ってくるよ
愛してるこれからもずっと
僕らだけの言葉 All is well
出典: https://twitter.com/sakyueight/status/939786269688717313
またこの場所に帰ってくる、と宣言するようなこの歌詞。
関ジャニ∞のメンバーがどれだけファンを大切に考えているのか伝わってきますね。
なかなかデビューできず、同時期にデビューした嵐はどんどん売れていく。
そんな不遇の時代からのし上がった彼らだからこそ歌える歌なのかもしれません。
そしてもう1つ、関ジャニ∞が抱えていた問題は「関西ジャニーズ」の扱い自体の小ささにありました。
今でこそジャニーズWEST等々関西出身のジャニーズの存在も市民権を得て世間一般に浸透しています。
しかし、関ジャニ∞がデビューした頃はまだそのようなカテゴリー自体ができておらず、資金援助などもして貰えませんでした。
そんな劣勢を見事に跳ね返してここまでのし上がり、関西ジャニーズが活躍出来るようになったのも彼らの努力があればこそ。
そんな彼らの素直で真っ直ぐな思いが伝わってきます。
メンバーの歌パートを確認!
先ほどもご紹介しましたが、歌のパートは作詞パートです。
それぞれの歌詞にどんな思いを込めているのでしょうか。
その歌詞の内容と共に読み解いていきたいと思います。
Aメロ:渋谷すばる
音楽の力を信じるような歌詞はまさにすばる君って感じですね。
心のままにまっすぐに進み、疲れたら休んだらいい。
俺達についてこい、ではなく一緒に歩いていこう、というのも嬉しいフレーズですね。
すばる君といえば、何といってもあの素敵な歌唱力にあるのではないでしょうか。
彼が先陣を切って歌い出してくれることで、他のメンバー達も非常に歌いやすくなるはずです。
彼らしいとても素直で真っ直ぐな思いが溢れており、自信に満ちた前向きさが感じられます。
今はグループを脱退・退所したすばる君ですが、今後とも活躍をみせてくれるでしょう。
Bメロ:丸山隆平
彼らにとっての変化の時期に、彼らも不安を感じていたんだなぁと感じさせられる素直な歌詞。
その声、想いは届いている、と歌う声はとてもやさしく響きます。
丸山君は関ジャニ∞の中でもとても緊張しいでオドオドしている怖がりな人であることで有名です。
自信に満ちたすばる君の歌うAパートとは対照的に彼がファンの抱える不安を代弁しています。
この役割は丸山君にしか出来ない所であり、不安なのはファンだけではなくみんな一緒だと安心させるのです。
Cメロ:村上信五
たった3行。
なのにしっかり伝わってきます。
この幸せは偶然ではなく、自身の努力でコツコツと積み上げてきた確かなもの、そんな思いが伝わってきます。
そしてサビへとつながります。
村上君といえば、MCやラップパートなど嵐でいうところの櫻井君に近いポジションではないでしょうか。
関ジャニ∞のスポークスマンとして、土台をしっかり作り上げて関ジャニ∞の方向性を示してくれます。
そんな彼が伝えたいのは「何気ない日常の幸せ」であり、それこそが未来を形作るのだというメッセージです。
これはメンバーの中でも村上君だからこそ主張出来ることでしょう。